魔剣天翔

  • 講談社 (2000年9月1日発売)
3.36
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784061821453

みんなの感想まとめ

複雑な人間関係と緻密な推理が織り交ぜられたミステリー作品で、アクロバット飛行機チームの演技中に発生した殺人事件を背景に、魅力的なキャラクターたちが活躍します。主役の紅子さんが圧倒的な推理力を発揮し、謎...

感想・レビュー・書評

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  • ◇魔剣天翔 / 森博嗣
    (2025/12/10読了 桑名市立中央図書館)
    Vシリーズ第5弾
    アクロバット飛行機チームの演技中に事故を装って起きた殺人事件。巻き込まれるレギュラーキャラの探偵(保呂草さん)。謎だらけの状況に翻弄させる刑事さんたちを尻目に、主役格である紅子さんが圧倒的な推理力で謎解きして解決へ…てな具合のミステリー小説。
    涙がほろりと出そうになるエンディングは、悲劇とも喜劇とも言えない微妙なあと味で、小鳥遊(たかなし)クンの切なさが沁みる。香具山紫子チャンもよく見たら切ない模様。保呂草さんもやるせない気持ちかも。…相変わらずキャラが立ついつもの登場人物が楽しませてくれて〼。

  • 今回は保呂草さんの裏の仕事が見れて嬉しい!天才に会って動揺するシーンでは私もドキドキした。れんちゃんが切ない。れんちゃんを慰めるしこさんが好き。脅迫文の謎は全くわからず、他の人の解説を見てようやく理解した。紅子さん天才すぎる。

  •  天使の演習、エンジェル・マヌーヴァ!そう聞くだけでそわそわしてしまうのがVシリーズファンだと思う。エンジェル・マヌーヴァと各務が初登場。
     中盤ということもあり、今まで事件に否応なく巻き込まれて来た阿漕荘の面々にとって、少しばかり形式が異なる作品だ。練無が憧れる先輩からもらったチケットで、彼女の出るエアロバティックスショーを見に行くことになった面々は、空での殺人を目撃することになる。
     保呂草から見るとドラマティックな、また傍迷惑な事件だが、紅子から語られる真実はそれほど驚くものではない。保呂草に依頼して来た各務、少々こじれた大学生コンビ、瀬在丸紅子という人の多重性。季節はあの6月6日からコートを着る季節に代わり、当然ながら面々にも少々の進行が出て来ている。と云っても、それも瑣末なことなのだろう。
     ミステリとして説明されたら納得だが、個人的には殺人事件より名もない彼女の存在に心を置き去りにされた。この物語に出て来る二人の女性に心からの敬意を。赤いボディのエンジェルマヌーヴァは、きっと永遠に見つからない。だがそれが、とても美しい。サン=デグジュペリの引用がまた素敵。

  • 相変わらず動機などは見向きもせず殺しのテクニックにこだわるところ,とてもクール.紅子さんの与えられた材料で料理する腕もさすが.アクロバット飛行の場面,ワクワクしました.

  • 2016年12月3日読了。
    事件とその解決についてはあまり面白くなかったけど、れんちゃんの過去フラグ!ってそこはどきどきした。

  •  Vシリーズの5作目。
    四季シリーズで先に知った、各務亜樹良登場。
    そして、エンジェル・マヌーヴァも。
    いつものメンバーの中では、保呂草と練無がメインの、ちょっと切ないお話。ラストがすっきりせず、どうして最初の殺人が起きたのかは、よくわからなかった。2つ目の殺人と犯人の出生の秘密等の設定が、何だか2時間ドラマっぽかった。
    脅迫状に出てくる名前の件は結局私にはわからず、ネットで調べてようやく理解。
    Vシリーズの既読5作品の中で、一番好きかも。

  • 2015.08電子書籍で再読。
    各務亜樹良のキャラが、なんかトレンディ感?があって笑える。

  • 言葉遊びっていうか、おもしろい言い回しが多いのが好きです。このシリーズに限ったことではないですが…。

  • 祖父江さんと立松君のコンビが結構好きです。
    このシリーズがどれだけ好きって、気付かずに地下鉄の駅を二つ乗り越す位は好き。5分位。

  • サスペンス要素が強くて引き込まれたわー。実際事件の真相とか二の次感がある笑
    祖父江さん応援してます!!

  • 森先生と飛行機はやはり良い。好きだ。ダイイングメッセージという落ちは、科学的なものを期待していただけに、驚きと言うより、少し落胆。脅迫状への織り込みは結局ネットで調べてしまった。ふーんって感じで、オーとはならない。

  • Vシリーズの5作目。今回は練無の過去が垣間見えた。航空ショーの最中にパイロットが殺害されるなんてなんて奇抜な発想なんだろう。相変わらず紅子さんの謎解きには驚かされた。保呂草は今回かなり危ない橋を渡ったなぁー。今後かなり警察にマークされそうだな。

  • 最後の2,3ページがよくわかりませんでした。ハッピーエンドではないのは確実でしたが。まぁ人が死んでいる時点でハッピーエンドはないですけどね。

    これドラマ化したら結構面白いと思うけど紅子さんを演じられる役者さん思いつかないなぁ笑

  • 事件そのものについてはトリックは全くわからなかったのだけど、紅子さんの説明を聞いて「なんだそんなこと」といったもの。
    ソレより本作は登場人物たちの動きが色々面白かった。

    保呂草さんの暗躍や、怪しい女性(各務亜樹良)、練ちゃんの奔走がいいなあ。

    あと、あんな暗号わかるかー!(脅迫状に名前が入っているってやつ)

  • 初読
    2013.09.04

    再読。やはりこれは悲しすぎる。
    森ミステリなので当然だけど、文系は蚊帳の外というのがひしひしと感じる一作。
    各務さんと保呂草さんの逃走劇がスパイ映画のようで面白い。
    前半はずっとしこちゃんと練無ちゃんのすれ違いでやきもきさせられ、男女の友情は難しいなと思ったけど、物語の結末でそれでもこの子たちには絆があるのだなと思ったり。
    気付けば感情移入してしまいます。
    2020.07.05

  • 実は再読。
    結構好きでした、飛行機もの。
    森博嗣が好きなので、詳しい。キレイ。
    スカイクロラを読み直したくなります。

  • Vシリーズ第5弾

  • アクロバット飛行中の二人乗りの飛行機で起きた殺人に悲劇の魔剣を追って来た保呂草や阿漕荘の面々が巻き込まれる!殺人事件の真相と魔剣の行方は⁉(略)

    まぁ魔剣を追って来たのは保呂草だけで、他の面々は何時もの様にたまたま巻き込まれただけですが。

    このシリーズはそれぞれがバラバラしながらも、最後にはみんな集まって答えが出る、というような形ですが。
    今作はバラバラしすぎでしょ。
    殺人の部分が少なく、関係があるのかないのかわからん話を延々読んだような……
    みんなの気持ちのベクトルが微妙なのは良くわかった。

    しかし、このシリーズ紅子さんの三角関係な部分は、はたして必要なのだろうか……

  • 読んだような気がする。
    読んでいないような気もする。

    恋愛色がなんとなく強い気がする巻。
    よく考えたら、恋愛色は最初からあるんだよな。
    奇怪過ぎて気にしていなかっただけで。

    そうそう、この時代、携帯電話がないんだよなあと、しみじみする。

    トリックは非常に納得。
    いつもに比べてわかりやすい。

  • アクロバット飛行中の二人乗り航空機。高空に浮ぶその完全密室で起こった殺人。エンジェル・マヌーヴァと呼ばれる宝剣をめぐって、会場を訪れた保呂草と無料招待券につられた阿漕荘の面々は不可思議な事件に巻き込まれてしまう。悲劇の宝剣と最高難度の密室トリックの謎を瀬在丸紅子が鮮やかに触き明かす。
    「BOOK」データベース より

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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