緑陰の雨 灼けた月 薬屋探偵妖綺談 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 42
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061821484

感想・レビュー・書評

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  • エリカちゃんがだいすきなので★4つつけましたすみません。エリカちゃんというのはちょっと暴力的なツンデレ美少女女子高生です。とってもタイプです。そのエリカちゃんがいっぱい出てます。超はりきって読んだ。
    内容は、へーっと思いつつ読んでたけど、ラストのあまりの道エリっぷりにひっくり返りそうになった衝撃であんま覚えてない。カドマって・・・!

  • うん。なんていうか、うん。
    「ふ〜ん」で終わっちゃったよ!なんか、ミステリって枠で書くからよくわからないのかもね。秋は魅力的だけど、いまいち生かし切れてない感じがしちゃってさー。なんなんだろ。この作家と相性悪いだけなのか?
    でもお世辞でも「おもしろっ!」って思うときがない。妖怪とか、特に今作は日本だからさ、ウキウキしてしかるべしなんだけどさ。まったく。
    秋は行動がめちゃくちゃってキャラで立ってるからいいかもだけど、他の人もめちゃくちゃな感じ…。
    うーん、好きな人沢山居るけど、私はいいや…。うん…。

  • 薬屋5冊目。エリカちゃん潔いつか男らしいなぁ・・・。

  •  薬屋探偵シリーズ第5巻。野狐の柚之助が一緒に住むことになる。3人が温泉に行く予定だったそんなときシャドウの片割れのエリカが家で自分に降りかかるという出来事について依頼をしてくる。エリカの学校で起きているという生徒がさらわれている事件と関連はあるのか?<br>
     柚之助とリベザルのコンビがかわいらしくてよかったです。エリカの性格も結構好きです。人形の門馬(カドマ)に道長円(まどか)の名前をつけているところとか。

  • 薬屋シリーズ5。

  • 座木をだっこしたい

  • 薬屋探偵シリーズ5。
    怪談めいてたねー。秋がめずらしくユノに翻弄されてたのが意外だったなぁー。でもラストに間に合うあたりやっぱ探偵だね。

  • エリカとユノとリベのトリオがかわいらしい。

  • やたら元気な女子高生・車谷エリカの受難

    読了日:2005.11.30
    分 類:長編
    ページ:308P
    値 段:840円
    発行日:2000年9月発行
    出版社:講談社ノベルス
    評 定:★★★


    ●作品データ●
    ------------------------------
    主人公 :薬屋3人
    語り口 :3人称
    ジャンル:オカルトファンタジー
    対 象 :ヤングアダルト寄り
    雰囲気 :ライトノベル
    ブックデザイン:熊谷 博人
    カバーイラスト:斉藤 昭 (Veia)
    ------------------------------

    ●菜の花の独断と偏見による評定●
    ------------------------------
    文 章 :★★★
    描 写 :★★
    展 開 :★★★
    独自性 :★★★
    読後感 :★★★★
    ------------------------------

    ---【100字紹介】-----------
    やたら元気な女子高生・車谷エリカに、奇怪な事件が降りかかる。
    依頼を受けた秋達薬屋3人組は妖怪退治に乗り出す。
    エリカの高校ではこの数年、失踪事件が相次いでいることが判明して…。
    ファンタジーミステリ第5弾
    ------------------------------

    高里椎奈の「薬屋探偵」シリーズの第5作です。


    シリーズの簡単な説明を。とある街の一角、まるでそこだけ時にとり残されたかのような「深山木薬店」。澄んだ美貌の少年(深山木 秋)、優しげな青年(座木)、2人を師と兄と仰ぐ男の子(リベザル)の3人が営む薬店、実は探偵事務所!?「何でも調合する」あやしげな薬屋さん。裏家業は妖怪専門のごたごた片付け屋さん。何故彼らはそんなことをするのか?妖怪が人間と平和裏に共生していくのに必要だから。実際のところ、そんな彼ら自身が妖怪なのです。

    彼ら薬屋3人組とほぼ同格扱いでレギュラーになっているのが刑事の二人の刑事。頭の回転が速いが少しとっつきにくい高遠、天真爛漫で深山木秋の大ファンの御(おき)。

    彼ら5人が大体の主役といってよいでしょう。ただし、今回は刑事2人はお休みです。

    刑事の代わりに表舞台に颯爽と上がるのは依頼人・車谷エリカ。女子高生です。元気で明るく、手が早くて、口は素直じゃない子。彼女の名前はシリーズのファンならすぐに「ああ!」と気付くことでしょう。そうです、彼女の名前は第3作「悪魔と詐欺師」でも登場しています。というか、他の作品にも実は結構重要人物として登場してたりして…。まあ、その辺りは1〜4作を参照のこと。


    ことの起こりは彼女が「深山木薬店」に依頼に来たこと。夜中に姿の見えない何者かが彼女を悩ませているらしい…。

    一方で、薬屋は1人の居候を抱え込みます。野狐(やこ)という妖怪の柚之助(ゆのすけ)。リベザルと同じくらいの年恰好の日本出身の妖怪。リベザル、お友達が出来てよかったねえ、といったところでしょうか。


    今回も薬屋は2手に分かれます。1組は「リベザル&柚之助」+車谷エリカ。子ども2人とわがままいっぱい(?)のエリカ。何だか、普通の姉弟みたいです。大体、姉弟だと、おねえさんってこんな感じですよねー(笑)。ちょっと理不尽なくらい、どんどん物事を先導していってしまうというか。もう1組は珍しく「秋&座木」グループ誕生。今回は足手まとい(失礼)がいない、ちょっと大人な捜査が出来ますね?(笑)。こちらが捜査としてはメインです。女の子2人の友情物語もからめて、エリカの高校に潜入です。座木はやっぱり高校生じゃ通らないっしょ…。


    あとがきによりますと、著者的には「全編、没もあり」な内容とのこと。まあ、少し毛色が違うというのはあるかもしれません。ミステリとしてくくるより、ライトノベルでくくりたい感じですし。というか、オカルト?そうですね、そっちですね。あんまりミステリじゃないなあ。それを求めている人には、あんまり受けないかも。どちらかというとキャラ好きな人にお勧めなんですね、シリーズ通して。第1作はどうやら文庫版ではライトノベルの方で出ているみたいですし、やはりそちら寄りですね。

    -----------------------
    「エリカちゃんと遊べなくなったらつまらないよ」(道長 円)

  • ユノの気持ちがじぃぃんと伝わってきました。今回は秋と座木がいい感じでした。
    リベザルの成長がよく分かりました。

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著者プロフィール

茨城県出身。芝浦工業大学工学部機械工学科卒業。1999年『銀の檻を溶かして』で第11回メフィスト賞を受賞しデビュー。著作に、デビュー作を始めとする「薬屋探偵」シリーズ、「ドルチェ・ヴィスタ」シリーズ、「フェンネル大陸」シリーズ(以上、講談社)などがある。2019年5月に「うちの執事が言うことには」が映画化された。

「2023年 『雨宮兄弟の骨董事件簿 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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