十津川警部 愛と死の伝説〈上〉 (講談社ノベルス)

著者 : 西村京太郎

• 講談社

感想・レビュー・書評

[sky-sea-moonさんの感想 · 2009年3月2日]

2000.11.5　1刷　790
能登･モーゼの墓、青森・キリストの墓、四国の剣山、そして北アルプス……。これらはみな竹内文献に基づく日本の聖地である。この文書を崇拝し、日本版ノアの箱舟である“天の浮舟”伝説を信じる会社社長・長谷川と、美人秘書・ゆう子。そして、聖地を訪ね歩く二人の後には、必ず若い女性の惨殺死体が……。

著者プロフィール

一九三〇（昭和五）年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」