- Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061821675
感想・レビュー・書評
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あれ?ミステリだと思って読み始めてたけど、なんか予想外の方向に走っていった感。
なんだか平和なのかどうなのか。。石動の目からはミステリ話なのか。
斜め上で戸惑った。
ただ、石動と中村の二つの視点で話が進み、それぞれが接したときは・・・一瞬何を追ってるのかわからなくなりそうだった。
233冊目読了。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
探偵の元に来た宝探しの依頼、そして指紋のない殺人事件、が交互に描かれそれが交錯していく話、だと思ってた。いや途中までは確かにそうなんやけど、中盤でおや?と思い終盤は最早笑うしかない。賛否両論ありそうやけど、私は嫌いじゃない。ある意味盛大に裏切られるから逆に爽快。
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???あれあれ???現代ミステリよんでいたんじゃなかったっけ???
不思議な感覚に陥るミステリ。一筋縄でいかなかったてす。 -
めちゃくちゃだけど、辻褄合わせが好きだから爆笑しながら読んだ。大好き。
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前作を読んでからの流れ。アントニーのキャラクターがとても良い。しかし、これは、分類的にアンチミステリーかバカミス??お話は楽しく読めましたので、不快感はなかったです。既に前作からSF設定でしたが、さらに飛び越えてきた感がありましたね。殊能さんがお亡くなりになってるので、このシリーズが読めないことは大変残念です。
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オチだけネタバレされていた訳でして、ずーっと積んでおりました。
そこだけ切り取って私のバカミスフォルダの引き出しに入れていたのですが、いやいや至るまでしっかり伏線のエッジが効いた!快作ではないですか!
探偵の宝探しと警察の事件捜査のパートが交互に書かれ、交わる前から雲行きが怪しくなっていくのですが、2章最後の急展開の時点で、もうどうなっても私好みだと。殊能先生がやりたかったことって麻耶雄嵩作品ではじめて気付かされたことなんですよ。10年前だったらオールタイム1位だった。
かも知れないほどに。本格における後期クイーンとか助手の立ち位置とか「麻耶みじゃん!!」と。
ロジックが決まったところからの、処理の仕方ね。待ち受けていたのは、もう笑い死にするしかない怒涛の裏物語。タイトルの意味と合致したときのトキメキったらないですよ。
三作読んできて
黒い仏>ハサミ男=美濃牛かな?
あとの作品がさらに評価高いって楽しみしかないんだが? -
本格推理を期待すると肩透かしを食らう。しかし、こういうのも面白いなぁ。