フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人

  • 講談社 (2001年7月1日発売)
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感想 : 140
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784061821965

みんなの感想まとめ

独特な展開と歪んだ人間関係が織りなす物語が魅力の作品で、登場人物たちは精神的に破綻しており、予測不可能な行動をとります。物語は、妹の自殺をきっかけに始まる衝撃的な事件を中心に展開し、レイプや暴力といっ...

感想・レビュー・書評

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  • 登場人物の伏線などからの行動理由は分かりやすいがどこか歯車が合わないような狂い方をしているので独特な展開となっていて面白かった。

  • 登場人物も精神破綻者ばかりだが、話の筋もぶっ飛んでいたので、普通の話や推理が好きな年配の方には厳しいのかも?私はうまく「終わり」ってなってないような気がするのが嫌だけど、それなりに楽しんで読みました。これを書いたのが19歳の時っていうのが一番ビックリした。
    レイプ、殺人、監禁、暴力てんこもりなので、中学生にも少し早いかな。

  • 超展開にただただ打ち震えます

  • 何者かになりたいと焦る若い人にススメたいです。

  • 主人公の1人称が良い。特にこれといった説明もなくされる文学作品の引用や、あまりしっくり来ない比喩、さらにかなり省略され抽象化された論理が主人公の1人称を構成している。理解を求めていない一人称が、却ってその暴走寸前の観念を表しているように感じられた。
    レイプ、自殺、二重人格、連続殺人鬼、クローン、件と言葉を選ばなければ通俗的な衝撃展開がぽいぽい投げ込まれて出来上がっている小説なんだけど、底の方にエネルギーのほとばしりが確かに認められる、認めざるをえない、そんな小説。

  • 「何者かになりたいと焦る若い人にススメたいです。」

  • 2004/12/04:講談社ノベルス
    2021/12/20:星海社FICTIONS(復刊)

  • 合理性、論理的に辻褄が合っていないとキツイ人にはお勧めできない作品かなと思う。が、ワシには面白かった。
    自己を自己と認識する範囲について思索させるような内容。ある種哲学的な方向というか、その雰囲気がある。

  • 【199】

  • 妹が死んだ。自殺だった、と僕のイカれた家族は云うが。そして現れた男。手にはビデオ。内容は妹のレイプ中継。渡されたのはレイプ魔どもの愛娘達の克明すぎる行動表。こうされちゃあ、する事は一つ。これが自然な思考だね。そして僕は、少女達の捕獲を開始した。その果てに…、こんな馬鹿げた世界が用意されているなんて知りもせず。

    面白いんですが、誰もが狂ってる。
    突き刺しジャックの動機が秀逸。
    エピローグは続きが気になる。

  • 01/15/2015 読了。

    図書館から。

  • 天才のデビュー作

  • 公彦君がしぶとい。

  • メフィスト賞受賞ということで読んでみたが、内容に品がなく、情緒不安定にしか見えない登場人物たちにもイライラ。「自分たちの兄弟は皆狂っている」の一言で、言動の破天荒さが許されると思ったら大間違い。

  • 何もかもがカオスすぐる

  •  再読。副題は「鏡公彦にうってつけの殺人」。
     読み返して気づいた、これはひどい。いや、面白いんだけどね、相変わらず。ただもともとぶっ飛んでたんだな、という結論に達しました。別に誰かの影響受けたとかじゃなく、もともとおかしかったんだ、このシリーズ。四年前? ですか、例外編を読んだの。そのときの感想はがっつり的外れだと気付きました。いや、まあ例外編ほどバトルってはなかったし、ミステリっぽくもあったけど。
     とりあえずおさらい。空白ネタバレ反転処理。
     鏡家、長女はたぶん一番ぶっ飛んでて自殺してる人。次女は予言能力持ちのオタク、長男はロボットバカ。二男は「飛行機事故で死んでて、今は三男の第二人格」で、三男は今作の主人公で「ラスト死んでる」。三女が「今作兄貴に殺されたけど殺されてなかった子」で、どうやらこの子は長男の関係で、「本体とかレプリカとかがあるような」設定らしい。で、四女が拒食症、と。
     うん、すげー一家だね。
     ミステリ、といえるかどうか。本格じゃないからまあいいか。新々本格くらいの位置づけだよね。まだメフィスト系とはいえると思うんだ。バトルっぽいことも少し入ってたけど、基本が殺人事件だし、謎解きっぽいこともしてたから。この路線で進んでもらいたかったなぁ。
     連続殺人鬼と視界が重なる子、妹を強姦された復讐に燃える男と。二つの視点があって、最終的にそれらが全部一つになって解決する、みたいな。上手い収束のさせ方だとは思う。結局大槻涼彦ってのがどういう役割だったのかいまいち分かりませんでした。

    09.04.14

  • 佐藤友哉氏デビュー作。非常にメフィストっぽい作品です。ということで読む人を選びそう。

  • 佐藤友哉氏のデビュー作。
    ミステリとして読むには少し不足だけれど、なかなかおもしろかった。
    佐奈は健気だと思います。

  • どこかで聞いたような話でどこかで読んだような展開なような…。
    あまり合う感じはしませぬ。

  • あんまり好みじゃなかった…(´ω`:)

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著者プロフィール

1952年北海道釧路市生まれ。
1974年に北海道教育大学札幌分校特設美術課程卒業(美学・美術史専攻)。1976年に北海道教育庁北海道新美術館建設準備室の学芸員、翌年には北海道立近代美術館学芸員となる。1985年北海道立旭川美術館学芸課長。1990年からは北海道立近代美術館に戻り、2004年同館学芸副館長。2012年から2022年まで札幌芸術の森美術館館長を務める。この間、それぞれの美術館で数多くの北海道ゆかりの作家の個展や現代美術展を企画開催。
現在、AICA国際美術評論家連盟会員、北海道芸術学会会員、北海道美術館学芸員研究協議会会員。また旭川市中原悌二郎賞、札幌市本郷新記念札幌彫刻賞、ニセコ町有島武郎青少年公募絵画展、北海道陶芸展などの審査員を務める。

「2023年 『北の美術の箱舟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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