暗闇の中で子供 (講談社ノベルス)

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  • 講談社
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感想 : 182
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  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061822061

感想・レビュー・書評

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  • 途中あれ?と思って気がついた完全にメタ(自己言及的な〜でいいかな?)小説になってました、という小説。傑作。

    次作が出るようですが、多分物語が破綻する辺りから、主人公が三郎に変わって語っていくんだと思います。と思ったらいまだ続編が出ねええええぇえ!

  • 「煙か土か食い物」の続編。
    なんか前のよりも激しくなってました。でもほんと舞城さんすげー。奈津川家の人たち大好きなんで、続き読んでみたいです。二郎が気になるところです。

  • 暗闇の中「で」子供
    つ、つづきは???

  • ビートの利いたミステリ風小説。
    「煙か土か食い物」と続けて読むべき。

  • 「俺は俺の価値を稼がなければならない――」<br>奈津川家サーガ二作目、『土か煙か食い物か』の四男四郎よりはキャラクターとして劣る、三男三郎が今回は主人公。ダメ男にはダメ男なりの価値の稼ぎかたがあるのだ。

  • 再読。というかもう何度でも読む本。

  • 不誠実極まりないが、これも又、一人称の一つの使い方かと納得。現実と陸続きの非現実。そのスライドが絶妙である。

  • 「おめえら全員これからどんどん酷い目に遭うんやぞ!」
    模倣犯(コピーキャット)/運命の少女(ファム・ファタル)/そして待ち受ける圧倒的救済(カタルシス)……。奈津川家きっての価値なし男(WASTE)にして三文ミステリ作家、奈津川三郎がまっしぐらにダイブする新たな地獄。(アマゾンより)
    後半ちょっとぐだぐだ。
    でもやっぱりまぁ読んじゃうんだよね。
    『煙か土か食い物』の一応続編。

  • おんなじ恋愛観を持ってる人がいてびっくりした。

  • なんか不完全燃焼な気がしたけど、その人、三郎にとってはそれが自分の全てを清算したように、救われたんだなぁ・・・と思えた。最後までかっ飛ばしてキチンと結末を教えてくれた。
    そしてグロイ、残虐な中に暖かさを感じられる素敵な本でした。きっとこの内容を全て理解する事は一生無いけど、少しでも今より理解できたとき自分は非凡に近づけるといい

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著者プロフィール

1973年福井県生まれ。2001年『煙か土か食い物』でメフィスト賞を受賞しデビュー。2003年『阿修羅ガール』で第16回三島由紀夫賞を受賞。『熊の場所』『九十九十九』『好き好き大好き超愛してる。』『ディスコ探偵水曜日』『短篇五芒星』『キミトピア』『淵の王』など著書多数。2012年『ジョジョの奇妙な冒険』(荒木飛呂彦著)の25周年に際して『JORGE JOESTAR』を刊行。近年は小説に留まらず、『バイオーグ・トリニティ』(漫画・大暮維人)の原作、トム・ジョーンズ『コールド・スナップ』の翻訳、短編映画『BREAK』や短編アニメ『龍の歯医者』『ハンマーヘッド』の原案、脚本、監督などを手掛けている。

「2015年 『深夜百太郎 入口』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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