- Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061822085
感想・レビュー・書評
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※2007/7/10のblogより転載
北澤大学あかずの扉研究会に、高校生が謎の手紙を持ち込んできた。
内容は、暗号解読。事件の匂いが漂う謎の暗号に、自称名探偵・鳴海をはじめとする「あかずの扉研究会」のメンバーが挑む。
導き出された答えは、とある場所、廃テーマパークのマリオネット・ランドだった。
一方、会長の後動悟は<もりさきめぐみ>なる女性を追って、とある場所に向かう。そこは、マリオネット・ランドだった.
マリオネット・ランドにある斜めの塔、通称<首吊り塔>で連続殺人が起こる。
キャラクターがベタ設定なのはもう慣れっこになったが、カケルとユイのラブコメは少々鼻につくんですよねぇ。
ちなみに、読了時点でこのシリーズは、「ドッペルゲンガー宮」「ラグナロク洞」を既読。いつもこの二人の件は、不要ではと思っています。
内容的には、十分読み応えがあると感じました。多少、謎解きの部分で整理整頓するのが面倒くさいですが、暗号、トリック等々一本調子でなく、中だるみせず読みきれました。
まあ、早々に犯人の目星がつくのは・・・(^^; -
シリーズ4作目とのことだが、初めて読んだこの人の話。どうも苦手な文章。視点がころころ変わるので、読み難い。もう読まないだろうなあ・・・
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あかずの扉シリーズ第四弾。
今回は囚われのお姫様にサキが。
サキの過去もちらほらと小出しに。
カケルとユイの恋の行方やら本筋には関係ないことが気になるシリーズになってきたかも。
でも続編出てないんだよな。。。 -
このシリーズも随分読んだけど、いつも今ひとつの印象。トリック等に関してはこねくり回しすぎに感じた。読み物として深く考えずに雰囲気だけ読むなら良いかもしれない。
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あかずの扉研究会シリーズ。第四弾。やたら難しくなる。そして恋愛のくだりはいらないといつも思う。
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シリーズ第4作。依頼人の女子高生のもとに送られてきた暗号を解いて、また次の場所で新たな暗号を与えられて、を繰り返し、目的地へ辿り着くと、事件が起きていた・・・・という話。
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昔に読んだ本。
このシリーズ好きだったなー -
あー…。カケル=***(ネタバレなので伏字)、でしたか……(ちょっとガッカリ)。まあいいんだけどさ。
鳴海さん一行のvs犯人?のくだりは、マニアさんには楽しめると思います。いかにも霧舎巧らしいお遊びですね。
でも、この部分で、依頼をしてきたナントカさんがぜんぜん描かれていなくて、どこに行ったのかわからなくなることしばし。一緒にいるのか?いないのか?これは作者の意図で、ここにトリックが含まれているのか?なんて。単なる深読みだったようで。人数が多く描くのを忘れたのか?<作者
トリック自体も大掛かりで良いのだけど、↓ネタバレ
『ドッペルゲンガー~』に似たトリックであるというのは否めないんだな。もちろん実際は違うし、作中にも「流氷館と違ってほげほげ」とか書かれてるけど。でも、やっぱり大掛かりなだけに印象が似てる感じがする。
だから、見返しにも書いてあるように、トリック全体を楽しむというより「だれがだれのマリオネットなのか?」という部分に注目したほうがより楽しめるのではないでしょうか。
みんながみんな操られてますよ~。
やっぱ鳴海さんいいよな~。まあ、いちばんかっこいいのは後動さんなんだけどさ。
そうそう、カケル、浮気はイカンよ浮気は。(笑)でも、今回はちょっと(イヤかなり)可哀想だったかな… -
犯人が分かったのは嬉しかった(笑)。ほとんど直感、ていうか一箇所手がかりに気付いただけだったんだけど。
ストーリー上、「ドッペルゲンガー宮」にかなり関係が深いので、ちょっと読み直すかな。読んだんだけど、けっこう前だから忘れてるし。
次々出てくるミステリネタが楽しすぎ。「霧舎巧」の字を説明する、「霧越邸の霧に……」には特に大ウケ! それに続く「幻冬舎の舎」ってのもなかなかすごいけど。どっちもそこらの人に聞けば、何人に一人分かってくれるだろうか、てなとこだし。
霧舎巧の作品





