十四歳、ルシフェル (講談社ノベルス ナO- 3)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061822092

感想・レビュー・書評

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  • 暴力・性暴力表現あり一応読書時注意。

    あまり物語性というのはない感じで
    サイボーグというものの宿命のまま動くのです。
    だけれども、唯一きれなかった記憶があって
    彼が密かに恋を抱いていた同級生に関しては
    切れなかったのです。

    そう、彼女を守り切れなかったから。

    終盤、敵が出てきますが
    唐突に出てきているのが怪しいところ。
    何かこれ、続編にあるっぽいぞ。
    もしや…?

  • ”十四歳、ルシフェル”中島望著 講談社ノベルス(注意:2001/10発売)
    (イラスト・林田球)

    ・・・源正義、14歳。ひそかに想いを寄せていた少女1人守れず、ボロキレのように彼は殺された――はずだった!禁断の超テクノロジーが無敵の人造人間、“ルシフェル”として彼を甦らせた瞬間、あまりにも熱く切ない復讐劇の幕が切って落とされる。永遠の14歳が発現する100パーセントイノセントな暴力に、きっとあなたは涙する!

    ・・・圧倒的な力を持ったサイボーグとして蘇ったいじめられっ子。虐殺とも言える復讐とその後の正義の行使。
    血なまぐさい描写が続きますが、ラストのヒロインの一言に涙腺が緩みました。

    ・・・びっくりで言うなら、あとがきの”(イラストの)球さんは女性です。”ですけどね。(笑)
    続編”地獄変”も刊行済。なんとはなしに同型サイボーグが相手かな、と思ってたのですが、”バイオニックモンスター”が相手の様です。

  • えぐいですが少し良いです

  • この巻のみ読了

  • 林田絵が目的で買いました。

  • 読書リハビリにぴったりの一冊。スピーディな展開にさくさく読了。
    まだ手始めと言った感じなので、続編が気になるところ。(2003.4.27)

  • 70年代のSFを彷彿とさせて、サイボーグネタ好きには哀愁もあり、持って来いの1冊でしょう。

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著者プロフィール

和歌山市の生まれ。『Kの流儀』で第10回メフィスト賞を受賞。現在、ある進学塾で国語の先生をしている。かつては、空手家の高校生が学校を支配する不良グループと戦う話や、宇宙クジラを捕りにいく宇宙捕鯨船の話、怖い話ばかり集めた短編集など、現実にはありえない物語ばかり書いていたが、今回、浜口儀兵衛という実在した人物を小、中学生に知ってもらいたくて、この本を執筆した。

「2022年 『稲むらの火の男 浜口儀兵衛』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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