今昔続百鬼-雲 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
3.34
  • (87)
  • (129)
  • (597)
  • (12)
  • (3)
本棚登録 : 1571
レビュー : 102
  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061822214

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • ブックデザイン / 熊谷 博人
    カバーデザイン / 辰巳 四郎
    本文イラストレーション / ふくやま けいこ
    初出 / 小説現代増刊『メフィスト』2000年1月号・5月号・9月号+書下ろし1編

  • 多々良勝五郎という在野の自称妖怪研究家が、地方にフィールドワーク中に妖怪と思いきや、めっちゃ人間が関わった殺人事件に巻き込まれる中編が3つ収録されていました。

    最後の即身仏の山形のお話には、京極堂さんも出てきました。
    例によって、京極ワールドは登場人物が共通してくるわけだね。

    ネタは面白いし、妖怪好きがそそられるうんちく話もいろいろ出てくるんだけど…。
    どうもメインキャラクターである多々良さんのデブで生産性がなくインテリのかけらも感じられない自己中心的な性格に魅力がなく、我が家としては、あまり楽しめなかったです。

    突出しているのはお腹とゴタゴタに遭遇してもしぶとく生きながらえる運くらいで、なんだかユルすぎるんだよね。
    愛嬌もないし、キモさも中途半端…。

    これなら容姿端麗・頭脳明晰な変人探偵が主人公のほうがいいなぁ…。
    それか、最後の話に出てきた解剖マニアの里村医師が主人公とかさ。

  •  この本だけは百鬼夜行シリーズの中でまだ1回しか読んでいませんでした。理由は単純で大好きな関口くんが登場しないから、それだけです。
     再読して、やっぱり面白いなぁと思います。妖怪の話、京極さんが書くお話のほとんどに出てきているけど、その妖怪は初めて知るものが多かったです。そう思うと妖怪というものに大変興味が湧きました。少し勉強してみようと思います。興味があること、仕事に役立つことではないけど、興味があることを勉強するのは楽しいですね。人生最高の娯楽です。
     楽しんで生きたいいきたいですね。

  • 多々良センセイと沼上さんが日本各地(といっても割と近場)の伝説や言い伝えを探訪し、妖怪旅日記…となるのかと思いきや、現実の事件に巻き込まれ、しかし妖怪のおかげ(?)で事件を解決する…というか、勝手に犯人が勘違いして自滅、という結果になるミステリなような妖怪の謎追求なような不思議な小説です。説明しにくいな…。でも最後の話にはあの黒づくめの方も出てきますし、好きな方には大変楽しめる一冊。

  • 170215読了。
    面白かったなぁ。
    沼上くん災難だなぁ。
    妖怪を学びたくなった。

  • 榎木津とは違ったぶっ飛びを見せるセンセイこと妖怪研究家 多々良勝五郎と助手の沼上蓮次の珍道中の話。 沼上視点で書かれているのでセンセイの珍行動、珍発言に周りの人がイラついていないかとはらはらした。 巷説や京極堂シリーズと違って、センセイに事件を解く気は全くなく、センセイが「妖怪」について発見したことを聞いているうちに犯人が自供してしまう、なんとなくもやっとした印象の一冊。しかし、センセイの鳥山石燕作 「画図百鬼夜行」で発見した隠された意味の講釈は実に面白い。

  • 奥田英朗さんの伊良部先生と、多々良センセイ似てるような。
    傍若無人さといい、体格といい。

    昭和の村に対する開発やそれに関わる人たちの話。

  • (480P)

  • 今作は多々良先生が主役。あいかわらず読み始めからひきこまれてとてもおもしろかった。

  • 無駄に書き込みが多い......

全102件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

京極 夏彦(きょうごく なつひこ)
1963年、北海道小樽市生まれ。小説家としてだけでなく、世界妖怪協会・世界妖怪会議評議員(肝煎)など妖怪研究家であり、他にも装幀家、アートディレクター、俳優など様々な顔を持つ。
広告代理店を経てデザイン会社を設立。1994年、そこで暇つぶしに書いた『姑獲鳥の夏』を講談社に送ったところ極めて評価を受け、同年、即出版・デビューに至る。瞬く間に執筆依頼が殺到する人気作家に上り詰めた。
1996年に『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、1997年『嗤う伊右衛門』で第25回泉鏡花文学賞、2002年『覘き小平次』で第16回山本周五郎賞、2004年『後巷説百物語』で第130回直木三十五賞、2011年『西巷説百物語』で第24回柴田錬三郎賞など、数多くの受賞歴がある。
代表作に「百鬼夜行シリーズ」「巷説百物語シリーズ」「豆腐小僧シリーズ」など。

今昔続百鬼-雲 (講談社ノベルス)のその他の作品

京極夏彦の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
京極 夏彦
有効な右矢印 無効な右矢印

今昔続百鬼-雲 (講談社ノベルス)を本棚に登録しているひと

ツイートする