- Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061822221
感想・レビュー・書評
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読みたかった本。14年前に奇妙な館で起きた殺人事件の再調査。禍々しいものを想像しどんなトリックを仕掛けてくるかと身構えた。が着地点が予想と全く違う!肩透かし感無いわけじゃないが本物の名探偵がかっこよかったのでまぁいいか。
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構成からして何かあるぞと思わせる。真相はふざけるなと思う人もいるようだけれど、メタミステリーというか本格ミステリーに対するパロディの要素があるので私は楽しめた。荒唐無稽だからとか、人物を描けてないとか、動機がおかしいとか、そんなことは昔から推理小説が言われてきたこと。それをあえてやっているのがなかなか小憎らしい。
いくつかのトリックを組み合わせ、テクニックを駆使してちゃんと最後までもっていく。元々ミステリーを味わう時に推理せずにそのまま読んだり観たりするので素直に感心した。 -
第1章は読みにくかった。太字の文字が私を悩ませた。
こんな風に書いていると言う事は何かあるぞ。
多分「ぼく」はこの人だろう・・・などと考えながら読んでいって、あれ違った?
では「ぼく」はやはりあの人でいいの?じゃ、あの人は?どこへ行ったの?
あの人も、あの人もどこへ行ったの?
梵貝荘事件の犯人は?新事件の犯人は?
第2章はなかなかページが進まなかった。フランス語や詩の薀蓄が多かったからか。
そして第3章はもうノンストップでした。「ぼく」は幸せだな。 -
石動シリーズだったのか、読んでて途中まで気づかなかった。。
そしてミステリーなんだろうか?と思いながら読み進めたけど、最後の方になって、あ!と思い、読み終わってから冒頭しばらく再読した。
凝ってるといえば凝ってる作品。
306冊目読了。
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殊能将之 鏡の中は日曜日
読み終えました。
題名がいまいちピンときません。
ハサミ男と違ってミステリーぽいかと読んでいきました。うんうーんでもこれは本格ミステリではありません。
でもこの作品も◯じやなく◯だったオチでしたね。 彼の作品はみんなこのオチがあるとか?
著者は◯ではなく◯なの?
お亡くなりになったと聞いてますが、作者自身がミステリーかもしれません。
殊能作品は2作目でした。
ハサミ男からご無沙汰
本はまだ他にも持っていましたが、殊能将之おすすめで検索してみます。では次回作まで。
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嫌いじゃない。
名探偵水城がかっこいい。 -
正直、第2章の肝心の事件の部分は読んでないです。
途中で面倒くさくなった。
第1章の感じからして、第2章の過去の事件はともかく、最後にいろいろと引っ繰り返されるんだろうな、ていうのが分かるから。
いや、きっと第2章での過去の事件の部分も、読めばおもしろかったんだろうけど、途中で飽きた。