- Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061822252
感想・レビュー・書評
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漫画版はドハマりしたのにルーシーモノストーン芸について行けず途中で挫折。
ただあの中毒性が忘れられなくて漫画版とは違うストーリーと知りつつ読んでみた。
島津寿事件によって小林洋介の人格が消滅。代わりに出現した雨宮一彦&西園伸二の人格が、刑務所内で奇妙な賭け事に巻き込まれるというストーリー。
話もとても面白く、久々に懐かしい世紀末感を味わえた。やっぱり多重人格探偵サイコ好きだなー。
島津寿や一子&二子のような「幼くて無邪気な新世代殺人鬼」的キャラ造形に痛気持ちいいノスタルジーを感じる一方(当時はほんとこういうキャラ多かった..)、昔は共感しなかった雨宮一彦、西園伸二らを妙に身近に感じてしまうのは、私が大人になったからか、小説版があまりショッキングさをウリにしない地に足の着いたライトな描写だからか。
それにしても随分前に漫画版を手放したので「大江公彦」をすっかり忘れていた...詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ブックオフの100円コーナーで購入。コミック版は、絵が怖くて読めません。おもしろかったです。ちょっと、体が痛くなったけど。
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出版社/著者からの内容紹介
絶望しか書かれていない500万部突破のベストセラーコミック『多重人格探偵サイコ』の原作者自身による挑発するノベライゼーション。シリーズ第1作。死体に書き込まれた意味のない数字……この世を呪う双子の少女……運命を統べる数値を弄(もてあそ)び賭博する男……そして、恋人の復讐で連続殺人犯を射殺した刑事・小林洋介の内部に新たに生まれた幾多の人格……。
透明な語り部によって刑事・小林洋介の「最後の事件」かつ多重人格探偵・雨宮一彦の「最初の事件」が語られるとき、殺人者へと人を誘うルーシー・モノストーンの歌声がこの世の「真実」を引き裂く。『多重人格探偵サイコ』ワールドのすべてはここからはじまる!
*本書は、角川スニーカー文庫版『多重人格探偵サイコ第1巻 情緒的な死と再生』に加筆しノベルス化したものです
内容(「BOOK」データベースより)
死体に書き込まれた意味のない数字…この世を呪う双子の少女…運命を統べる数値を弄び賭博する男…そして、恋人の復讐で連続殺人犯を射殺した刑事・小林洋介の内部に新たに生まれた幾多の人格…。透明な語り部によって刑事・小林洋介の「最後の事件」かつ多重人格探偵・雨宮一彦の「最初の事件」が語られるとき、殺人者へと人を誘うルーシー・モノストーンの歌声がこの世の「真実」を引き裂く。『多重人格探偵サイコ』ワールドのすべてはここからはじまる。
080906
読了なれどコメントは…
次作に期待! -
こ…コミック版読まなきゃ!!
何も知らずに手に取ったのだけれど。面白い!面白いよコレ!!
雨宮と西園の関係が素晴らしいと思う。正反対なのに一つなんだぁ。 -
6、7年ほど前に読んだので全っ然記憶にない。すみません
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雨宮一彦・西園伸二の刑務所時代。あと島津寿の乱数表殺人事件の詳細。漫画を読んでからのがおすすめ。
著者プロフィール
大塚英志の作品





