- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061822276
作品紹介・あらすじ
龍臥亭で出会った里美と石岡に新たな事件が。僧侶を救うため、老婆は噴火で一面灰に覆われた畑から誰にも見咎められず大根を引き抜いた!?(「大根奇聞」)英会話学校で知り合った孤独な老人がとったイヴの夜の謎の言動。過酷な運命の連鎖を圧倒的筆力で描いた表題作ほか。日本を去った御手洗潔から、驚くべき啓示がもたらされる。
感想・レビュー・書評
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横浜に住んでる時代の短編。御手洗さんは要所だけ。表題作品はクリスマスの話。引き込まれた。
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大根の話は日本昔話にある。まさか…とは思わなかった。
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多分読む順番は間違えていると思う。
里美が私の中では急に発生!
そんなことはないが。
「龍臥亭事件」をまだ読んでいないためだろう
石岡、里美コンビの短編集。
エピソード集って感じの甘口ミステリーかな。 -
表題作よりも、大根奇聞が不思議なお話だけど切なくて好きです。
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石岡くんと里美メインの短編3つ。
「里美上京」これから起こる話の導入のような話。里美はちゃんと石岡君の老後の面倒見てくれるのかなぁ。
「大根奇聞」天保九年に起こった鹿児島の飢饉で、桜島大根を盗んだ老婆がなぜ死罪にならなかったのか。
解決がとても与えられそうにないこの謎を、御手洗が電話1本で解き明かす。
「最後のディナー」この本のメインかと。重いテーマがあるんだけど、冒頭の石岡が情けなさすぎ…。
外国人に話しかけられて泣く46歳。 -
御手洗シリーズ。って言っても、初めて読みました。のに、シリーズの途中でした。
でもでも、気に入っちゃった(´∀`〃)
ミステリーって分野の本になるのかな?島田荘司さんの本も初めて。このシリーズは読破しようと思ってます。久々に素敵な作家さんに巡り会えたわ♪ -
御手洗ものというより、御手洗のワトソン役の石岡と龍臥亭事件で知り合った犬吠里見の短編集。ミステリというより外伝的。「里美上京」「大根奇聞」「最後のディナー」の3編。石岡くんはシリーズ当初に比べてどんどん情けなくなっていくのがイヤ。里見は田舎から出てきた純粋な娘というより、おバカに感じるのは私だけでしょうか?この2人のコンビはあまり好きじゃないんです。
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お嘉さんの行動は泣けた。「大根奇聞」の続き読んでみたい。
著者プロフィール
島田荘司の作品





