QED 式の密室 (講談社ノベルス)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061822290

感想・レビュー・書評

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  • 密室本!第一弾か何かで装丁も結構ゴージャスだった記憶が。メイドさ〜んな一冊(嘘

  • 陰陽師の話から「鬼」とは一体何だったのかというところに繋がるところが面白いです。

  • 密室で、遺体となって見つかった「陰陽師の末裔」。“式神”を信じる孫の弓削和哉は他殺説を唱えるが…。果たして、崇の推理は事件を謎解くばかりか、時空を超えて“安倍晴明伝説”の闇を照らし、“式神”の真を射貫き、さらには“鬼の起源”までをも炙り出す。これぞ、紛うことなきQED。<br>
    <div class="booklog-all" style="margin-bottom:10px;"><div class="booklog-img" style="float:left; margin-right:15px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061822292/crazymoon0b-22" target="_blank"><img src="http://images.amazon.com/images/P/4061822292.09._SCMZZZZZZZ_.jpg" class="booklog-imgsrc" style="border:0px; width:100px"></a><br></div><div class="booklog-data" style="float:left; width:300px;"><div class="booklog-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061822292/crazymoon0b-22" target="_blank">QED 式の密室</a></div><div class="booklog-pub">高田 崇史 / 講談社(2002/01)</div><div class="booklog-info" style="margin-top:10px;">Amazonランキング:271,232位<br>Amazonおすすめ度:<img src="http://booklog.jp/img/4.gif"><br><div class="booklog-review" style="margin-top:6px; padding-left:3px;"><img src="http://booklog.jp/img/4.gif" align="absmiddle">虚を突かれる<br><img src="http://booklog.jp/img/3.gif" align="absmiddle">安部晴明と、その時代の謎解き<br><img src="http://booklog.jp/img/4.gif" align="absmiddle">待ちに待った本<br></div></div><div class="booklog-link" style="margin-top:10px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061822292/crazymoon0b-22" target="_blank">Amazonで詳細を見る</a><br><a href="http://booklog.jp/crazymoon/asin/4061822292" target="_blank">Booklogでレビューを見る</a> by <a href="http://booklog.jp" target="_blank">Booklog</a><br></div></div><br style="clear:left"></div>

  • 密室本だからまあ密室トリックの解明が鍵は鍵なんだけどそれに加えて今回は陰陽道、安部清明の真実を探るみたいな趣向です。まあこの部分がやっぱり面白い。真実かどうかなんて分からないけどこう知識欲を刺激されると言うか。ここまで辻褄があわされてると結構信じちゃう。また今回はこれが密室トリックの核になってるってのもいいね。トリックだけ見ればチェスタトンの「見えない人」の流れに近いんだけどこの陰陽道と平安時代の話があってこそこのトリックが生きる感じがした。結構良かったかな。

  • 密室殺人。<BR>
    犯人がその部屋に入ることや出ることができないような状態で起こる殺人事件。<BR>
    たぶん、ほとんどの方はこの定義で納得できるでしょう、が!<BR>
    「安倍晴明伝説」そして「鬼の起源」の真実に気付いた方には
    密室モノの新たな道が見えるでしょう。

  • 薄いので、電車の片道分で読了。無性にカクテルが飲みたくなります。(2002.2.24)

  • 悲しい歴史。<a href="http://bookshelf.xtr.jp/takada.html" target="_blank">こちらで感想読めます</a>

  • 崇と小松崎がまだ明邦大学に在学中、弓削和哉から30年以上も前の事件の解明を相談された事があったという話を奈々は聞かされる。

    弓削清隆――和哉の祖父――が亡くなった時、ドアにも窓にも鍵がかかっており、自殺だと思われたのが、弓削の後頭部より打撲傷の形跡が発見され殺人と判断された。しかし状況証拠から結局自殺として処理される事となる。それが弓削和哉には納得が行かないというのだ。そして彼はこういった。これは「式」が殺害したのだと。


    東照宮の怨の最後に外嶋が疑問視した「通りゃんせ」の薀蓄から入って行くので、続けて読むとちょっと楽しかったり。
    この話は、3人が飲んでいる場で出た話、という作り方です。短編なので番外編という色も少し感じたり。
    タイトルに「式」が入ってるので、これは安倍晴明伝説を絡めてあります。現実的な解明なので読むとロマンが無くなる。
    でも、これがおそらく正しいな、と納得もする(笑)

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「2023年 『江ノ島奇譚』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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