捩れ屋敷の利鈍 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 82
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061822313

感想・レビュー・書評

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    文庫版

  • 萌絵が出てきたちゅうことは保呂草さんもうええおっさんになってるてことね。
    あいかわらず絵がないと私の想像力では建物が描けない。
    映像化で見たい。

  • 西之園萌絵と保呂草潤平の邂逅.メビウスの輪と舞台の要素を掛けて,ファンサービス的な作品になった.

  •  Vシリーズの8作目。
    シリーズの垣根を越えて、保呂草と萌絵が対決ー。
    Vシリーズで保呂草がずっと追い求めていたエンジェル・マヌーバの件が決着し、シリーズも佳境に入ったなという展開の中での、意味深なラストー。
    あれはもう、四季シリーズを先に読んでしまった私にとっては、何を今更もったいつけて、という感じだけれど、リアルタイムでずっと刊行順にシリーズを追ってきた読者だったら、びっくりな展開だったんだろうなぁ。
     それにしても、捩れ屋敷がうまく想像できないし、殺人事件の方は結局どうだったの?とか、相変わらず核心以外の部分はほったらかしなのが、少し気にはなった。

  • 2015.09電子書籍で再読。
    S&M、Vシリーズ通じた時系列とか人間関係は頭に入っている状態だったので、保呂草さん、やっと手に入れたんだね、お疲れさま!という感想。

  • ミステリーではないな。

  • 今回は保呂草と西之園嬢の夢の共演でしたが、いまいち謎がすっきりしないところがあったのが残念でした。それともわたしが理解できていないだけ?しかし、保呂草と犀川先生、よく似ています。紅子さんと萌絵が似ているように。

  • 初読
    2013.10.14

    再読。捩れ屋敷の構造は想像が難しいけど、次々とロックされていく連続した部屋は面白いです。ミステリーハウスとして作って欲しいくらい。どのようにして密室になったかが良くできていたので、事件の真相とエンジェル・マヌーバの行方だけは拍子抜けかもしれない。
    面白い謎は犀川先生と共有したがる萌絵ちゃんが本当に可愛い。
    2020.07.09

  • 保呂草VS西之園。話には散々出ていたエンジェル・マヌーヴァの実物がついに保呂草の前に登場。真相を知っているためか保呂草が上手だなあ。紅子さんが話して効かせたという萌絵の秘密ってなんだろう?シリーズを読み進めれば出てきてくれることを期待して読み進めることにしよう。また2人が共演したりしないかな

  • 凄い。豪華。

    保呂草潤平VS西ノ園萌絵!

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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