- Amazon.co.jp ・本 (171ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061822320
感想・レビュー・書評
-
ブックデザイン / 熊谷 博人
カバーデザイン / 斉藤 昭(Veia)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
再読。きれいでこわい。
-
講談社ノベルスってミステリ専門かと思っていたので、ファンタジーな内容にびっくり。
-
後半おもしろくなってきた?と思ったらよくわからないまま終わってしまった。
続編があるとのことなので安心しました。
人の名前がおぼえられないよー -
随分前に読んだけれど、私が今まで読んだ中での最高傑作。世界観が半端なく綺麗。あたたかくて優しい、《甘い景色》が読んでいて次々に浮かんでくる。主人公キンカンの成長は見所。この本は密室本(ミステリー)として出版されたらしいが、ファンタジーに分類した方がしっくりくる。
-
キンカン。生まれた。31人。世界。
名前が好き。題名も登場人物も。シリーズ中これが一番好き。 -
ファンタジー&ミステリーといった感じでしょうか。
ファンタジー色のが強いかもしれないです。
主人公キンカンが木の下で目覚めるところから始まります。そこは私たちのいる世界とはどこか違った世界。キンカンも読者もここはどこなのか、何故自分はここにいるのかわからないままに、平凡な日常が過ぎていきます。で、殺人事件が起こるわけなのですが・・・。
ミステリ部分については、結末はなるほど~と感心しました。ちょっと突飛な感じもしますが。が、メインはそちらではなく、このどこか不思議な世界の方にあると思います。登場人物が淡々としているようで、結構おのおの個性があって良かったです。ラストはちょっと切ないです。3部作となっていますが、この1冊だけでも楽しめると思います。他2作も面白かったです。 -
生まれ落ちたばかりのキンカンと、彼を見付けた少女リラ。
料理の上手なヴィオラと、人懐こいピアニカに、
双子の兄弟シンとバル。家(ホーム)に住む6人を含めても、
世界中で31人の“小さくて大きな密室”。
1つの悲劇が、このドルチェ・ヴィスタ(甘い景色)に潜む
驚天動地の真実を暴き、世界の輪郭を変える!
ドルチェ・ヴィスタの中ではこれが一番おもしろかった。 -
ファンタジーと思いきや(いや、実際ファンタジーなんだけどね)ミステリ(そりゃ密室本だし)。こんな「密室」ってあり? それが一番の驚愕。発想の転換って感じだな。思いもつかなかった。
ていうかこれ、「01」ってことは続編出るのかな。それが気になる。出たら読みたいかも。
著者プロフィール
高里椎奈の作品





