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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784061822337
作品紹介・あらすじ
西尾氏、イチ押し。――清涼院流水
絶海の孤島に隠れ棲む財閥令嬢が“科学・絵画・料理・占術・工学”、5人の「天才」女性を招待した瞬間、“孤島×密室×首なし死体”の連鎖がスタートする!
工学の天才美少女、「青色サヴァン」こと玖渚友(くなぎさとも)(♀)とその冴えない友人、「戯言遣い(ざれごとづかい)」」いーちゃん(♂)は、「天才」の凶行を“証明終了(QED)”できるのか?
新青春エンタの傑作、ここに誕生!第23回メフィスト賞受賞作。
理不尽な《首斬り》の横行する馘首(リストラ)時代。絶海の孤島に集められた世界的VIPの天才レディ×5と、お供達(フレンズ)。貴婦人の《首斬り》殺人が連続する。そのサイクルは?オーソドックスな本格ミステリのようで、様式美(パターン)を信仰して疑わない作家ロボットにはゼッタイ創れない物語。とっくに新時代は始まっている、と、今更ながら確信。新世紀のイメージ維新志士が、メフィスト賞から最前線に出陣。いーちゃん、いいじゃん。西尾氏、イチ押し。―――(清涼院流水)
感想・レビュー・書評
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小学生の頃、初版で読んで、10数年ぶりに読み直しました。
私の言葉遊び、一つの言葉、事象をこねくり回す感覚の楽しさを、間違いなく育てた作者であり、一冊であることを再確認しました。
当時は「ぼく」になったつもりで、捻ねていたものです。今となっては厨二病なんて言葉でまとまりますが、今となってはそれもまた私の一部だなと感じています。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大学のとき、それまで漫画しか読まなかった自分を小説の世界に引っ張り込んでくれた本。
この本のおかげで、たくさんの素敵な小説に出会えたといっても過言ではない。
本当に感謝している。たぶんこれがなければ、今とは違うものを目指していただろう。 -
西尾維新の入門編にして完成形…とまではいかないにしても西尾維新という小説家の要素をほぼ全て感じ取ることができる。クビキリサイクルが肌に合わない人は西尾作品は大抵読めないにではないだろうか。逆にハマる人はとことんハマる。言葉遊びで転がりながら進む会話。まずは是非読んでもらいたい。
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西尾維新の記念すべきデビュー作。
この頃はまだミステリしてたなあ……。
言葉遊びは秀逸なれど、
肝心のストーリーとミステリ部分は未熟すぎる。
投げ出したく衝動と戦い、読み終え、次巻を読みましょう。
次巻は最高傑作ですから。 -
西尾維新氏の著。
ジョジョのDIO小説を書いた方ということで興味を持ち、著作を読んでみた。
ジャンプの『めだかボックス』の原作者でもあるようだ。
まず登場する人物たちの個性的なキャラクターがよかった。
使われている言葉たちにも深くもあり軽くもあるなんともいえない感覚を感じさせられた。
事件自体の大元のトリックはタイトルからも察せられたので犯人のあたりをつけることはできたが、
その後に続く小どんでん返しに続くさらなる大どんでん返しにとても驚かされて楽しくなった。
次作も読んでみようと思う。
また「物語シリーズ」も。 -
独特の言い回しなどで読みつかえるのが癪だが気にせず流せるようになれば面白いミステリーだと思った。
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掟上今日子シリーズを読んで、そもそも、この著者のデビュー作って?ということで読んでみた。
文体のクセがあるところはそのままに、クローズドサークルの謎を解き明かす戯言遣い。さらに最後には更なるどんでん返しが、ということで、素直に面白かった。 -
あの西尾維新の処女作。絶海の孤島で各分野の天才女性5人が集まる中の首切り密室殺人。三つ子のメイド、怪しい過去のある女主人など、ベタなんですが、、、傑作だと思います。
エンタメ小説の第一人者として走り続け、この本自体もキャラ立ちや西尾節全開のエンタメ要素はありますが、紛れもない本格でよい。
なんとなく、消化不良感の多い作者ですが、コレは大満足でした。続編も読みたい。 -
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中学生の頃、この本にドハマリしたことをきっかけに、年間100冊以上の本を読むようになった。今思うと本書との出会いが人生を変えた瞬間だったのかもしれない。
軽快な語り口で個性的なキャラクター達と繰り広げられる語り部視点の描き方に、読み進む手が止められなかったのを今でも覚えている。
コロナ禍で家にいる時間が多くなり、再読した。何度読んでも面白い。 -
絶海の孤島に隠れ棲む財閥令嬢が五人の天才を招待した時、孤島と密室と首切り殺人の連鎖が始まる!工学の天才・玖渚友とその冴えない友人・いーちゃんが天才の引き起こした殺人事件へと挑む。戯言シリーズの第一作目。
発売当時に表紙に惹かれて手に取ったら、冒頭の文章から引き込まれて即買い。そこからシリーズを追って楽しませてもらった作品。もう18年も前の作品なんだよね。今読み直しても面白いし、なかなか冷静に読めて楽しかった。
ミステリーとして定番な孤島や密室などのお約束を盛り込み楽しませてくれる。しかし、この作品の魅力はやはりキャラクター。島に集うどの人間も濃い。天才を天才として描くハッタリが上手い。天才というアイコンじゃなく、突き抜けたベクトルを描くのが上手いというか。人類最強・哀川潤の完膚なきまでに謎を分解して叩きつけて去るシニカルさも最高だった。
何より、主人公のいーちゃんの心象風景が面白い。作中の言葉を引用するなら「お前の言うことは回りくどすぎる」「観念的過ぎる」「お前の悩みごとに興味はない」と言われそうなひねくれ感。まさにこの戯言遣いの言葉遊びが合うかどうかで作品の評価はだいぶ変わってくると思う。こじらせつつも文章自体は読みやすくてそこもいい。
そして、この作品はミステリーではなく、あくまで新青春エンタというのも肝。事件の謎ももちろん面白いけれど、それ以上に玖渚といーちゃんの関係性への問いが事件の盛り上がりとリンクしているところが好き。ぼくもいーちゃんのあの言葉が聞けて満足です(笑)
個人的には次作の『クビシメロマンチスト』が最高傑作だと思っているので、興味がある方はぜひそこまで読んでもらいたい。 -
西尾維新のはじまり 戯言シリーズも人間シリーズも中学の時に全部読んだけど、今読み返そうと思っても無理な気がするな~。人間試験が一番好き!いーちゃん、きらい!
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始めも始め。
物語はここから転がりだす。 -
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初☆西尾維新。
孤島、天才、金持ち、そして首なし死体と来て、
森博嗣を連想するのは私だけだろうか?
それでも、
森は森、西尾は西尾として(呼び捨てでごめんなさい。ゴロの都合上)
それぞれを楽しめばいいだけの話。
トリックを解こうというよりも
世界観や物語を楽しもうということをメインに読んでいたのだけど
どうしてもアニメを想起してしまう。
イラストのインパクトが強いからかな。
嫌いではないけれど。
いちばん謎なのは、いーちゃんが何者なのかということ。
いーちゃんは結局天才なのか?凡人なのか?
玖渚はなぜあんなにいーちゃんになついているのか?
物語はまだまだ序盤ということか。 -
活字中毒及び中二病になった切欠の本。人生を左右したといっても過言ではない。考え方とか特に影響されたような気がする。あんな思春期に読んでよかったのかは今も謎である。
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西尾維新、西尾維新!
西尾維新とくれば「戯言シリーズ」!
その戯言シリーズの記念すべき1作目、クビキリサイクルです。
殺人事件に鮮やかなどんでん返し、
更にはかわいいメイドさんの登場あり、戯言あり!
もう普通のミステリーじゃあ物足りないっ! という方にお勧め!!
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この作品を初めて読んだ時、面白くてページをめくる手が止まりませんでした。
出てくるキャラクターも個性的で飽きません。
もう名前からして相当濃いです…。
でも、なぜか主人公の名前だけは明かされない、という不思議。
この1作を読めば、残りの西尾作品も
すべて読みたくなること間違いなしっ!
出番は結構遅めですが、出夢くんが個人的にかなりツボです…!!
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