法月綸太郎の功績 (講談社ノベルス ノB- 9)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061822450

感想・レビュー・書評

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  • 短編のミステリー5つ。

    えーと、ミステリーとしての質云々よりも、単純に主観で好きな話を取り上げます。笑
    ネタバレが怖いし、どこまで言っていいか分からない。


    ・イコールYの悲劇
    残された『=Y』のダイイングメッセージを解いていく話。
    これは途中もラストも面白かった!しかしクロネコヤマトはないだろう…。あれはネタ?

    ・都市伝説パズル
    ある夜、男の家で、皆でどんちゃん騒ぎをする。お開きになったあと、忘れ物を取りに1人の女の子が彼の家に戻る。寝ている家主を起こさぬよう、電気を消したまま忘れ物を取ってそのまま帰宅。
    だが実は彼は殺されていた!!そして血文字で『電気をつけなくて良かったな』…という都市伝説が流れている。大学生たちがサークル仲間と飲んでいたところ、これの見立て殺人が起きた!!

    オチはなんとなく想像がついたけども、見立て殺人って不可解さが増(す気が)して引き込まれちゃうな!

  • 『イコールYの悲劇』『中国蝸牛の謎』『都市伝説パズル』『ABCD包囲網』『縊心伝心』
    短編・中編だと余計に犯人と直接対決せず、殺人事件を淡々とクイズでも解いているかのように対応している印象が強い。

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  • 2004年8月5日読了

  • 法月綸太郎の短編集。キョウミがある人は短編から読んでみてください。ハマるから。

  • 殺人事件の被害者が残した「=Y」の文字は果たして何を意味する!?あのクイーンの『Yの悲劇』への愛あるリスペクトに満ちたダイイング・メッセージものの白眉、『イコールYの悲劇』他、ロジカルかつアクロバットな推理が冴えわたる傑作ミステリ全5編を収録。
    <br>
    【感想】
    http://blog.livedoor.jp/nahomaru/archives/50803959.html

  • 030413

  • 収録作品の中では、『イコールYの悲劇』と『都市伝説パズル』が特にお薦め。いずれも短いながら、二転三転の推理が味わえる。このシリーズの面白みは、法月親子の推理合戦というか、対論によって推理が補強されていく過程にある。

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著者プロフィール

1964年島根県松江市生まれ。京都大学法学部卒業。88年『密閉教室』でデビュー。02年「都市伝説パズル」で第55回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。05年『生首に聞いてみろ』が第5回本格ミステリ大賞を受賞し、「このミステリーがすごい! 2005年版」で国内編第1位に選ばれる。2013年『ノックス・マシン』が「このミステリーがすごい! 2014年版」「ミステリが読みたい! 2014年版」で国内編第1位に選ばれる。

「2023年 『赤い部屋異聞』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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