クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061822504

感想・レビュー・書評

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  • 『お前はお前の存在を許すのか
    明日また来る。十二時頃。返事はそのとき』

  • 殺人。クビキリの続き?相変わらず口当たりのいい言葉。
    西尾維新全盛期。

  •  推理小説としては前回以上に完全に失格なんだけど、あとから読み返す楽しさってのはすごかった。仕込みに素直に感心する。主人公が罵倒されまくるのが苦手だけど、完成度は高いと思う。

  • 巫女子リアクション萌え一押し!

  • 戯言シリーズの中でもこの本が一番だ、と言う方が結構多いようですが……、やはり恋愛要素が深く絡んでくるから、というのが理由の一つなのでしょうか。

    いーちゃんに恋してしまった女の子、巫女子ちゃんが、彼を親友の誕生日パーティに誘うところから、全ての物語は始まります。

    友達って、そして恋って何なのかな、と少し考えさせられてしまう内容です。巫女子ちゃんに対するいーちゃんのラストの言葉はかなり辛辣ではありますが、個人的にはかなり好き。
    印象に残る一言。

    あと他の理由としては、殺人鬼・零崎人識がこの巻から登場するっていうのも大きいんじゃないかと。
    連続殺人事件の犯人でありながら、どこか憎めないような陽気さを持つ彼の登場シーンはファンとしては必見です。

  • 傑作だね。ってな感じで人識くんの初登場です。それにしても普通の人々が一番多い会だった気がします。

  • 前作に比べると少ーしだけミステリとしては
    パワーダウンした感もありますが、その分
    キャラものとして、そして何よりページを捲る
    毎に襲ってくる喪失感みたいなモノは凄いです。
    こんな感覚を共有できる若者が多いこのクニは
    大丈夫なんだろうか? と怖くなってきますw。

    ニヤニヤとイヤーな薄ら笑いを浮かべながら
    カッターナイフを振り回しながら歩行者天国を
    原チャリで走り回っている様な恐怖感。
    今作に於いてはその恐怖感は一見萌えキャラの
    「葵井巫女子」ちゃんに終始感じます。こあいよー。

    ...でも、面白いなぁ。困った困った。

  • 零崎人識との出会い。

  • 京都を旅行中にリアルタイムで読み進めました。この痛々しさが戯言の醍醐味かと。

  • クビキリサイクルから大分時間が、空いてふと読んでみようと思い立った作品。巫女子ちゃんのキャラが、良すぎで後のシリーズにも手を出す羽目に(笑)
    これを読まなければ、こんなに西尾WORLDに引き込まれなかったかも

    いーちゃんが、情で人を殺すヤツは最低だ的な発言の所、多勢の人を殺した人識はスルーで、1人だけ手に掛けてしまった犯人への対応が妙に心に残った

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著者プロフィール

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビュー。デビュー作を含む「戯言シリーズ」は若い読者に大人気となる。2006年刊行の『化物語』は〈物語〉シリーズとしてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化され様々なメディアミックスが行われている。矢継ぎ早に刊行するすべての本が常にベストセラーとなり、当代随一の「物語師」として活躍中!

「2014年 『「偽物語」PremiumアイテムBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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