瑠璃城殺人事件 (講談社ノベルス キI- 2)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061822634

感想・レビュー・書評

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  • タイムパラドックス系は大好きです!

    まさか、現在から過去に遡っていくとは...

    城シリーズ、と聞いていたので
    てっきりキャラも引き継がれているかと思ったら
    全然そんな事はなく。
    え、違うの!?と 戸惑ってしまいました。

    しかし、城シリーズというか
    生首シリーズというか。
    北山先生は生首に思い入れがあるのでしょうか?

  • 城シリーズ2作目。

    独特の世界観好きだよね、猛邦。

    若干張り切りすぎじゃないかな?と思うけど、よく考えてる。
    今回も生首の理由は大胆というかなんというか。

  • 筋は通っているのだろうけれど、こういう超象現象みたいなミステリはついていけない。

    あと、文章が少し読みにくくて、誰の発言なのか分かりづらい部分がいくつかあった。

  • 「輪廻転生ミステリ」
    三つの時代で三つの首なし事件。
    うまれかわり。
    そして、
    死ぬ。
    六つの短剣。
    世界の構築に大きくかかわる。
    貴方も誰かから受け継がれる……。

  • 個人的に久々に機械仕掛けめいたミステリー作品読んだので、すっきりした。

    生まれ変わり云々がごちゃごちゃしてついていけない部分があったせいで、評価は低くなった。

    結局マリィ=スノウウィってこと?

  • 難しかった・・・つか、推理小説じゃないし
    北山猛邦先生には期待しています
    だから、次はアリス・ミラー城殺人事件を
    読むつもりですが・・・
    本格派と思っていたのでノートまでつけて
    読もうとしたのにね(笑)

    この手の小説は他分野で読んだことがあり
    円環を断ち切るところにはヒヤヒヤしました

  • 2011年3月8日読了

    前作よりは好きだけれど、やはりどこかこの人の文章にのめり込めないんだよなぁ…。ストンと落ちてこないんだ。
    やっぱりあたしは普通の殺人事件で普通に探偵が謎解きしないといやなのかなぁ(笑)
    それか、著者が描く女性に少しクセがあるのがダメなのかも…?前作といい、今回といい、ちょっと依存的なのがなー。

    輪廻転生は好きだし、いい意味で転生の定義を覆されたのでそこはすごく面白かった。時間順で転生するとは限らない…まさか、そんなことを言われるとは思わなかったので、いい意味で裏切られたね(^ω^)

    けれど、探偵役がまたいないのもあたしの中ではちょっと…な感じ(;一_一) メフィストは異色だと友人に言われてはいても、なんか腑に落ちないというか…。
    スノウウィを探偵とするにはあたしの中では納得がいかないんだよ!!
    様々な時代の舞台を見ていて、そこにひょっこり現れた乱入者に何もかもバラされていくような感じ。しかも、常に上から目線で「そんなことも知らないの?」的な態度も、読んでいて「早くしろ!」と思う。スノウウィには当たり前でも、質問側は至極まっとうな質問をしているので余計に態度にいら立つんだ。

    最後や転生の定義はすごくいいのになぁ……(>_<)
    あたしはこの人のお話にハマる日が来るのか甚だ疑問になってきたorz

  • 中世フランスでは城から消えた六人の男が遠い湖で発見され、世界大戦の地下壕では頭部のない人体が現れ四死体が消える、現代日

    本では密室の七芒星のなか女性が殺される話。

    転生しめぐり合うメロウ味と仕掛けの荒々しさのギャップがすごい。
    全体的になめらかさが足りない気がしました。
    大仕掛けが好きな人には良いかも。
    でも幻想部分が多いので、読者は選びそう。

  • 「『アリスミラー城』殺人事件」がやたらとホラーじみてたので「まさかこれも…!」と構えて読んだのですが、どちらかと言うとファンタジーでした。設定さえ受け入れられればかなり面白いと思います。
    キャラでは少尉さんとスノウウィが好きです(笑)。

  • ミステリの仕掛けは他三作と比べて軽いかなーと思うけど、立て続けに首が無くなっていくストーリーは面白い。
    北山さんはやっぱり、ミステリの本筋よりも脇の方でごちゃごちゃ書いてる世界観が面白いなあ。ミステリ部分がちゃんとしてるからこういうアレなことも堂々とできるわけで。
    生まれ変わりものはやっぱりすごくいい。

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著者プロフィール

2002年、『『クロック城』殺人事件』(講談社ノベルス)で第24回メフィスト賞を受賞しデビュー。代表作として、デビュー作に端を発する一連の〈城〉シリーズなどがある。

「2022年 『月灯館殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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