- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061822665
感想・レビュー・書評
-
神崎と早川が段々と仲良くなっていく関係性が好きだった。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
かつてこれほどまでに哀切きわまる「本格」があっただろうか!
警察官射殺事件。フィアンセを残して俺は死んだ……はずが、幽霊に!しかも、犯人の上司は密室状況で何者かに殺されて……?
有栖川有栖が描き切るミステリーとラブストーリーの協奏曲(コンチェルト)。かつてこれほどまでに哀切きわまる「本格」があっただろうか?2001年度本格ミステリ・ベスト10ランクインの傑作。 -
2009年1月14日(水)
あんまり好きじゃなかった。
確かに読みやすいけど、読みやすすぎて先が気にならない。
オチも散々振り回しといてそこかって感じだし。。
もっと短くてよかった。 -
本格の人がオカルト書いちゃらめえ!(笑)
幽霊の能力に頼ってはいけないと思います。 -
何者かに殺害された主人公が、幽霊になって自分を殺した犯人を探す、というお話です。
こーれは良い! めっさ良い!
ミステリとしての面白さはもちろんのこと、物語としての面白さも見事に兼ね揃えた名作だと思います。
ラストが泣けるんですまたこれが。
有栖川小説の中で、二番目に好きです。
(一番は双頭の悪魔) -
ミステリに分類したけど、ラブストーリィかな。
ラブストーリィとしては切なくて面白かった。こんな映画あるけどね(笑)
最後のページの余白が斬新。ちょっと多いけど。
でも効果はあったように思います。 -
訳も分からず殺された刑事が幽霊になって事件を解決しようとするお話なのですが、結婚間近の恋人がいるのです。。
なので、本格ミステリのつもりで読むのはもちろんですが、恋愛物だと思ってもいいくらいでした。
作中に触れられている昔の映画に、『ゴースト ニューヨークの幻』というのがありますが、なにを隠そう大好きなのですよw
観たのは子供の頃ですけども、コインを使って恋人に自分の存在を分かってもらおうとするところなんてハラハラドキドキしてましたw
今になって観るとたしかにメロドラマなんですけど、やっぱり好き。
旦那にはハズかしくて観てられない、て言われましたがね;
『幽霊刑事』の底辺に流れてる、甘い切ない雰囲気は丁度この映画みたいな感じかも。
恋愛部分に涙してしまったので、印象がそっちよりですが、ミステリとしても面白かったです。霊媒体質な相棒、早川刑事とのやりとりもコミカルでいい味だしてますw
それほど長くない話で、丁寧な伏線も沢山あるので、気合いいれて推理しようとすると結構なところまで漕ぎ着けられます、が推理の難易度とか関係なく、オススメしたいです。
ある種の、死生観みたいな物を考えさせてくれる話でした。
最後数ページの余韻が切ない;;
-
自分の上司に原因不明の殺害をされ、成仏できずにいる主人公の刑事が唯一意思疎通を図れる生身の人間である両親にイタコを持つ部下と協力し、自分を殺した上司に一矢報いるべく奔走する。
設定は正統派ではないが、作中に登場する設定は正統そのものであり、まさに「本格」といえる作品。
幽霊の主人公という設定を美味く使い、独自の推理が展開されている。 -
あーなけた。泣けたよ。
いいね!いい話書くね!!
著者プロフィール
有栖川有栖の作品





