- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061822672
感想・レビュー・書評
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久々に戯言シリーズの続きを手に取ってみたのだけれど、まぁ面白くて面白くて一気読みしてしまいました。
とある高校に潜入してたった1人の生徒を救出するだけの任務。
簡単だったはずのその任務はやがて様々な思惑のせいで困難になっていき、終いには学校の存続を脅かすほどの大事件に発展していく。
今回は思ったほどいーちゃんの戯言は出ないのかな?とか勝手に思っていたのですが後半で十分に堪能させて貰いました。あと哀川さんはやっぱりいつ何時何をしていてもカッコイイなぁと思わせてくれますよね。常識とか理屈とかそういうものを全部ぶち壊して蹴りつけながら遥か彼方にいる孤高の存在って感じがとても好きです哀川さん。
ただ今回の話、結末がちょっとフワッとしてるよなーっていうのが何とも。
それが哀川さんの話した仮説の中にあったあの話なのか、それともいーちゃんの話の中にあったのか、はたまた2人ともが思いつくことのなかった別の原因だったのか。
この話が完結した時点で真相は闇の中ですが思わぬところに伏線も張ってあるようだしいずれ解明される日が……来るのだろうか?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
何度も何度も戯言シリーズを読み返してるけど、これを一番最初に読んだときの感情はもう僕にはないことを突きつけられる
一番最初や二度目や三度目
死にたかった僕にはとても刹那的で蠱惑的で魅力的なこのシリーズが刺さったよ
辛かった
死にたいと思う気持ちがこのシリーズには確かにあった
ネコソギロジカルでそれは一変しちゃったけど
それがとても寂しかったけど
今の僕にはこのシリーズは刺さらない
ただ、昔の僕を可哀想に思うだけだ
あの一言一言にどれだけ頷いたかを思い出すだけ
維新さんもシリーズ当初と最後には違う気持ちだったんだろうな
昔はわからなかったけど今ならわかるよ
死にたい人は読んじゃいけない
引っ張られるから
読んだ人は発狂すると言う『ドグラマグラ』だけど、きっと同じくらいこのシリーズは危ない -
わ~ん、友が出てないよ。しくしく。
と思って読み始めたのですが、ここで哀川潤の魅力に気づきました(笑)
か、かっこよすぎます潤さん!!
そしていーちゃんの激しくなってきてると思われるツッコミ&戯言が良い。
「読む」のが「面白い」と思える本。 -
姫ちゃんの言い間違いはホント面白い♪
今回のいーちゃんはスゴクかっこよかった -
姫ちゃんが可愛いです。請負人もいいキャラしてます。
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このあたりから西尾維新の色が濃くなってくる。
ミステリー要素そっちのけの異能力バトル的な。
紫木一姫の初登場回。
何回読んでも苦しい。 -
一言で言うと、西尾維新だなあ
スピード感のある展開
娯楽、暇つぶしにもってこい -
魅力的なキャラが一瞬にして……。
西尾維新のすごさってココにあると思う。 -
ミステリから能力バトル小説に移行な感じ。いーちゃんの女装と本名に迫る話(ちが)。ミステリではなく犯人の想像はついたのだけど、結局密室の手段については分からなかったな。実際問題、本名は何なんだろ?小萩ちゃんとか良いキャラを使い捨てるのが勿体ないなー、可愛いのに。
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2012年:読破