サイコロジカル(下) 曳かれ者の小唄 (講談社ノベルス)

著者 :
制作 : 竹 
  • 講談社
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本棚登録 : 4408
レビュー : 283
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061822849

感想・レビュー・書評

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  • 推理小説としては、前3作よりはパワー不足

    最後に全部ひっくり返す手法は、さすが西尾維新!

  • なんだかなー と思いながらいーちゃんの推理を読んで、ラストで納得。
    全部分かってたであろう友が素敵。

  • ―『生きてることはつらかったです』―

    『強い人間より弱味のない人間の方が危険だ。』
    信念の無いところに裏切りは存在しない。
    行動の有無は問題にされない
    あとは認識の問題だ。
    完璧と完全の差異
    それすなわち
    100点をもらえる《解答》

    いーちゃんの《目的》
    いーちゃんは合目的的な生き方をしてるわけじゃなくって
    ただ単に玖渚友が好きなだけ。
    なるほど
    非現実的 辻褄合わせ こじつけ 牽強府会 狂った解決
    全部が全部《サイコロジカル》
    あーあ
    推理の甲斐もなく
    カーテンコールの必要すらなく
    終わってしまった
    いや、そもそも
    何も始まってはいなかった
    玖渚友は兎吊木垓輔を拘束し、解放した
    網膜と指紋
    個人のアイデンティティーの最後の砦は
    くりぬき、切り取った
    ただそれだけのこと。

    細菌というものはミクロの世界で何億何万と生き続けている
    そして我知らず菌を撒き散らす
    そしてそれは彼も同様
    《害悪細菌》は常に側にいる
    そして彼の営みに停止《レッド》は無い
    全て侵食《グリーン》、進行《グリーン》、感染《グリーン》
    こうしてまた質問《ターン》が回ってくる。

    『きみは玖渚友のことが本当は嫌いなんじゃないのかな?』

    この問いに対する戯言遣いの答えとは?

  • クビキリサイクルを裏返したお話という意味が途中はあまり分からなかったのですが、最後まで読んで、グワッと頭の中を裏返されました。面白いです。小唄さんの話し方好きです( ´ ▽ ` )

  • 多くの伏線やら何やらあって何回も読み返さないと理解できない。

  • 堂々と間違った言葉遣いや修飾詞を使われるのが面白い。
    徹頭徹尾戯言。
    小唄さんは分かってたぜ!人志くんが何者かはイマイチ謎のままだった。

  • なんか違和感あるなーと思いながらエピローグでやっと気づくという。だまされた感がする。

  • 戯言シリーズ、第5巻。

    兎吊木死後。解決編。
    いーちゃんがボロボロに。
    最後、例の看護婦さんが出てくるかと思ったが出て来なかった。あれ?

    全ては仕組まれていた。

    「決断することが嫌いでした。何かを選ぶことが嫌いでした。他人に興味が持てませんでした。人と競うのがいやでした。人と争うのがいやでした。笑われるのがいやでした。笑うこともできませんでした。泣くこともできませんでした。楽しむことも怒ることもできませんでした。何もできませんでした。何も感じませんでした。何も手には入りませんでした。手に入らないから壊しました。手に入れたかったけれど壊しました。欲しかったから捨てました。信じたかったから背徳しました。好きだったから否定しました。守りたかったから傷つけました。心地よかったから逃げ出しました。仲良かったから孤独でした。羨ましかったから潰しました。必要なものは不必要になるまで。好きなものは嫌いになるまで。冷めている人間の振りをしました。悟ったような人間の振りをしました。賢い人間の振りをしました。道化な人間の振りをしました。人間の振りをしました。自分以外の誰かの真似をしました。自分以外の誰かの真似ができませんでした。自分以外の誰かに憧れました。自分が嫌いでした。自分を好きになろうとしました。自分以外の誰かを好きになろうとしました。自分以外の誰かを愛そうとしました。自分以外の誰かを愛せませんでした。自分を愛せませんでした。愛し方も愛され方も平等に分かりませんでした。だから逃げました。だけど逃げられませんでした。どこからも。誰からも。
     生きてることはつらかったです。」
    p199より。

  • 物語としては、シリーズで一番好きかも。

    あいつの再登場がこれから先に無いことにガッカリだ。
    むかつくけど、キャラとしてもあいつが一番好き。

  • 上下巻に分けた理由が会話文の引き伸ばしとしか思えない。

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著者プロフィール

西尾 維新(にしお いしん)
1981年生まれの小説家、漫画原作者。立命館大学政策科学部中退。
2002年に『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』で、第23回メフィスト賞を受賞しデビュー。
主な代表作に、『クビキリサイクル』をはじめとした戯言シリーズ、『化物語』をはじめとした物語シリーズ、『刀語』などがある。

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