蓬莱洞の研究―私立伝奇学園高等学校民俗学研究会〈その1〉 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 66
感想 : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061822856

感想・レビュー・書評

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  • ダジャレで良しとしているところが講談社丸出し/ 描写が下手すぎて絵が浮かばない、特に法螺貝の洞窟を壊したあたり/ 部長の黒髪見たことないって書いてあるけど(168頁)、初めに会ったとき箒のように引きずってるって書いてただろ/ 主人公が200kgのくだりさむいわ、だったら紐で皆の身体を繋いでるときにひっぱられて転ばないだろ/ 作者の能力低すぎ/ つまり非常に講談社らしい一冊

  • 高校に入学し、行きずりで民俗学の部に入ってしまった諸星比夏留。民俗学には洞窟がつきものらしい。随所に散りばめられた、駄洒落、歴史、ホラー、ファンタジー…

  • バカ話。というかバカ。

    としか思えないんだけどどうなんだろうかまあいいか。
    読めるけれど面白くはない。

  • +++
    “常世の森”で続出する失跡事件、学園の秘密行事“蛭女山祭”中に現れる巨大な怪物、合宿中のいわくありげな旅館で発生する連続殺人!私立伝奇学園民俗学研究会を次々に襲う理不尽な事件に古武道の達人女子高生諸星比夏留と民俗学の天才高校生保志野春信が挑む。“かまいたちの夜2”の原作者が贈る学園伝奇ミステリの傑作。
    +++

    基本的にはホラーであり、主人公たちは、おぞましく恐ろしい目にも当然遭うのだが、日常――と言っても一般的に思い浮かべる高校生の日常とはかなり異なりはするが――生活のそこここあちこちに駄洒落がちりばめられ、主人公が入部することになってしまった民俗学研究会の面々の個性的すぎるキャラクターと確固たる自説の突拍子もなさにおどろおどろしさを忘れることも度々である。馬鹿らしいと思ってしまうのは簡単ながら、ついついページを繰ってしまう一冊でもある。

  • 古武道<独楽>がただただ可笑しい。(^^;
    推理小説ではあるけれど、どちらかというとファンタジー色が強いかな。
    しいてたとえれば、京極堂とタタル先輩のシリーズを足して、ファンタジーで薄めましたって感じ。
    実はパロディなんですよ、って言われても信じるな。(^^;
    探偵役がちょっと影が薄くなってしまうところもありますが、楽しく読めました。
    ……もしかすると、読んで、「くだらない」って怒り出す人もいるかもしれませんけどね。(^^;

  • 「ほらとホラーと洞でできている」
    ダジャレと伝奇の傑作集第1弾。
    主人公ヒカルはふとしたことで、
    民俗学研究会に入ってしまう。
    灰汁の強い団員との冒険の末に、
    見たものはなにか?
    殺人事件もあるよ。

  • (収録作品)黒洞の研究/蓬莱洞の研究/大南無阿弥洞の研究

  • 【再読】比夏留ちゃんは可愛いなぁ。

  • 09.12.06 読了。

  • 高校生、民俗学…ということで読んでみました。
    駄洒落炸裂、はちゃめちゃです。
    ま、とりあえず全部読んでみますかな。

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著者プロフィール

1962年大阪府生まれ。神戸大学卒業。93年「凶の剣士」で第2回ファンタジーロマン大賞佳作入選、短篇「落花する緑」で「鮎川哲也の本格推理」に入選しデビュー。2002年「銀河帝国の弘法も筆の誤り」で第62回日本推理作家協会賞短篇部門を受賞。ミステリー、ホラー、伝奇と様々なジャンルで活躍し、時代小説では「鍋奉行犯科帳」「浮世奉行と三悪人」などのシリーズなどがある。

「2023年 『貧乏神あんど福の神 秀吉が来た!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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