ダブルダウン勘繰郎 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1511
感想 : 138
  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061823051

作品紹介・あらすじ

京都-河原町御池交差点。蘿蔔むつみはそびえ立つJDC(日本探偵倶楽部)ビルディングを双眼鏡で一心不乱にみつめる奇妙な探偵志望者・虚野勘繰郎とめぐりあう。-それが過去に66人の名探偵の命を奪った『連続名探偵殺戮事件』の再起動と同調する瞬間だとは思いもよらずに…!?新鋭・西尾維新が御大・清涼院流水の生み出したJDCワールドに挑む。

感想・レビュー・書評

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  • トリックに次ぐトリック。
    どんでん返しに次ぐどんでん返し。
    初期から西尾維新は西尾維新であった。
    でもベタであることをベタであると理解したうえでやってるんだろうな、ってのは分かる。
    でも勘繰郎とむつみコンビはちょっと西尾っぽくないな。好きです。

  • 探偵を目指した者と探偵を目指す者、探偵だった者の物語。
    勘繰郎のキザなセリフ回しは面白かった。
    展開はドラマチックな感じ。
    むつみの秘密が明らかになった時はちょっと驚きがあって良かった。

  • 「まあ、書いてみました」感が強いです。

  • 登場人物以外に語り部がいるのかと思いました。
    最後まで読んでいくと、何故そのような風に感じたのか分かった気がしました。

  • 京都―河原町御池交差点。蘿蔔むつみはそびえ立つJDC(日本探偵倶楽部)ビルディングを双眼鏡で一心不乱にみつめる奇妙な探偵志望者・虚野勘繰郎とめぐりあう。―それが過去に66人の名探偵の命を奪った『連続名探偵殺戮事件』の再起動と同調する瞬間だとは思いもよらずに…!?新鋭・西尾維新が御大・清涼院流水の生み出したJDCワールドに挑む。

  • 「できることをやらなかったって人間がいたら、まあそいつは悪いかもしんない。けど、至らなかったんだとしても、むつみ、できることやったじゃん。だったら俺は何も言うことないよ。そういうもんだろ?」

  • 『トリプルプレイ助悪郎』とシリーズだと思っていたんだけれど、もうなんていうか、雰囲気からして全然違う。

    ミステリーというよりはドタバタコメディ、みたいな。
    起こっていることは単純で、大して派手でもないのに、勘繰郎の言動や行動が派手なせいで、なんだかとても派手な事件のように見えます。
    でも実は、そーゆー勘繰郎のバカっぽい感じがけっこう好き。

    あと、この本、しおりが専用のしおりになっているところと、表紙の絵がジョージ朝倉なところも気に入っています。

  • 京都——河原町御池交差点。すずしろむつみはそびえ立つJDC(日本探偵倶楽部)ビルディングを双眼鏡で一心不乱にみつめる奇妙な探偵志望者・虚野勘繰郎とめぐりあう。——それが過去に66人の名探偵の命を奪った『連続名探偵殺戮事件』の再起動(リブート)と同調する瞬間だとは思いもよらずに……!? 新鋭・西尾維新が御大・清涼院流水の生み出したJDCワールドに挑む! 維新×流水=無限大!!

  • やっぱこれ大好き。
    何回読んでも最っ高にかっこいい。
    そして、就職した今だからこそなんだか考えさせられたような気もする。

  • 昔JDC読んだ時に読んだの忘れてた

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著者プロフィール

1981年生まれ。第23回メフィスト賞受賞作『クビキリサイクル』(講談社ノベルス)で2002年デビュー。同作に始まる「戯言シリーズ」、初のアニメ化作品となった『化物語』に始まる<物語>シリーズなど、著作多数。

「2023年 『戦物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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