- Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061823105
感想・レビュー・書評
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「真っ暗な夜明け」のバンド仲間が再登場。氷川が密室殺人をロジカルに解き明かす...と思いきや、ロジックにそこまでキレはなく、やや肩透かし。多人数視点による内面描写は割と好きなのだが、後半の推理パートと繋がりがないため、ちぐはぐな印象を受けた。(それが狙いという見方もあるにはあるが)
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密室の謎を解き明かしていくロジックは面白いけど、どうも登場人物に共感が持てないし、こまかい心理描写が多すぎてちょっとくどいかも…。
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正直物足りない! 結末が投げっぱなしジャーマン。挑戦状もなかったし、事件の後日談もなかったし……。
これで氷川シリーズ完では悲しすぎるので、新作待ってますいつまででも待ってます。 -
うーん。今回は氷川透が事件の現場に居合わせず、安楽椅子探偵のポジションで、論理から犯人を絞り込んでいく展開なのだが、前半の事件に至るまでの各登場人物毎の視点の記述部分がどうもいただけない。
ここは完全に、個人の好みによる感想となるが、自己の行動に関する分析・評価を行い、時にはセルフ突っ込みを入れつつ思考の過程を読者に披露するのは、氷川透君の専売特許であって欲しかった。
今回、登場人物全員にそのような記述を適用したのは、作者のこの作品を書く上での狙いであったことは判るが、全員の人間関係が、自己分析と打算と負い目に彩られた世界は、とても悲しい。
解決編の論理部分の展開は相変わらず面白かったが、前半が物語として読んでて悲しくなったので☆3つ評価。 -
作者にとって都合のよい話が多すぎるのでは?
人物設定にゆらぎを感じる。
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2008年2月
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2008年2月読書分。
探偵:氷川透さん第五弾。 -
殺される前も後も室内には被害者ひとりきり。左右の廊下には複数の人間が、
非常口の前には監視カメラが出入をずっと見張っている。こうして密室状況は
作りだされた。一見平凡な殺人事件は、論理的に不可能犯罪へと飛躍したのだ!
最終章に登場する“彼”の研ぎ澄まされた論理が眩く光り輝く純粋本格ミステリ -
【STORY】
殺される前も後も室内には被害者ひとりきり。左右の廊下には複数の人間が、非常口の前には監視カメラが出入をずっと見張っている。こうして密室状況は作りだされた。一見平凡な殺人事件は、論理的に不可能犯罪へと飛躍したのだ!最終章に登場する“彼”の研ぎ澄まされた論理が眩く光り輝く純粋本格ミステリ。
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推理の課程を楽しむにはいい作品だと思う。。。が、想像力のないわたしには最後断定が欲しかったなぁというちょっと不完全燃焼が残った。
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