- Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061823136
感想・レビュー・書評
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ブックデザイン / 熊谷 博人
カバーデザイン / 岩郷 重力
カバー / 深井 隆『逃れゆく思念-星に聴く-』 -
篠田さんの作品は、なぜ殺人を犯してしまったのか、その殺人動機が丁寧に描かれているので好きだが、この作品は登場人物が多いせいか何故の部分があっさり過ぎていまいちに感じた。
蒼の高校時代が覗けたのは楽しかったのだが。 -
好きじゃない。
テンポが悪い。リアリティが無いし、所々にこじつけ感があった。
どんでん返しをするなら、もう少し共感できる理由が欲しい。 -
このシリーズ、4・5冊読んでいないものがあるので、再読からを始めます。
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学校をクローズドサークルにするためには、まあ多少は無理な設定でも仕方ない、積極的に騙されてやろうという気持ちで挑みましたが、これは無理。
全員が全員仲の良い友人同士ならまだ有り得ますが、そうじゃないのに死体を前にして警察に連絡しない理由は無い。少なくともこの本に書いてある理由じゃ無理です。
そこが納得できないので、話に入り込むこともできませんでした。
でも蒼が元気そうなのはよかった。ちょっと何もかもを受け入れすぎではあるけれど。 -
夏休み、人気のない校内で発見された身元不明の刺殺死体。電気錠で門は閉ざされ、残された高校生らは自分たちだけで犯人を名指そうとするが。殺人教唆のアジビラや家庭内の犯罪など、互いの暗部が事件に影を落とす中、ひりひりする推理合戦が展開する。蒼こと薬師寺香澄が登場する建築探偵シリーズの番外編。
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何が気に入ったって、五年後の彼ら。御伽話を御伽話では終わらせないというか、正しく“夢”物語というか。
特に蒼中心の物語では、流れる変化の一点に過ぎないという刹那感がいいです。そういう、現実と幻想と理想のバランスが好き。
そして、人はすべからく他者の生きる姿に、多かれ少なかれ苦痛と不快を感じずにはいられない生き物なのかと。 -
まあ、人間がこういうふうには
行動しないでしょうが
学生時代に起きた事件・・・昔の
小峰元の青春推理小説を思い出す
著者プロフィール
篠田真由美の作品





