蛇棺葬 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 150
レビュー : 30
  • Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061823143

感想・レビュー・書評

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  • 夏と言えばホラー、山ホラーと言えば蛇でまちがいない。しかし「百蛇堂」という、いかにもウジャウジャ蠢いていそうな第一印象とは裏腹に、読んだ感想は「アナコンダ……」だった。べつに大蛇は出てこないが。
    「蛇棺葬」というタイトルからはやはり丸呑みの印象を受けるのでアナコンダだよね。生きものは、でかければでかいほど神に近づく感があるので大蛇のイメージにはグッときた。大蛇は出てこないが。
    すべての謎が解けなくてもオーケイ派なので「あれ」や「それ」の正体が最後まで明らかにならないのはいいんだけど、砂川くんがどうなったのかだけは教えてほしかった!と思ったらどうやら続編があるらしい。
    作品における「明かされない謎」は、まー上手くない話だとただの穴なんだけど上手いことやると明かりの届かない部屋の隅の闇みたいな味が出るので、そういうとこ三津田さんは上手いよな、ほんと。そんなわけで続編も読みます、いつか……きっと……。

  • いろいろ謎が残ってしまって、少々もやもや。
    砂川家はどうなったのか、百巳のおじいさん?の因縁はなんなのかとか、これは続きを読まないとはっきりしないのかしら。

  • こわー。
    あ、でもしっかりミステリでもあります。
    でも、こわー。
    特に主人公の湯灌シーンがな……。

  • 2017.05.09

    『のぞきめ』に続き、2作目を読了。
    田舎にある古い仕来りのある忌まわしい名家、地方独特の葬儀、山の中、排他的な田舎の人たち…などなどのぞきめと同じじめじめと湿った部分が多々ありました。
    とにかく死を『穢れ』としている部分は同じですね。
    結局、『あれ』とは…すっきりしないまま終わりましたが、こういうものなんでしょう。
    (と、思ったら続編があるんですね)
    『黒屍の島』『屍鬼』などの小野不由美さんのミステリが好きならとても楽しめると思いますので、ぜひ読んでみてほしいです。

  • 坊、泣き虫ですぐ寝込むのでイライラした。

    が…なかなか恐かった。
    最後の動機がイマイチだったが、全体的には怖い雰囲気出てた。

  • ホラー?ミステリー?
    文章が読みづらくて世界観に入っていき辛い。

    続く「百蛇堂」のなが~い前振りとなる一冊。

  • ホラー?ミステリー?
    文章が読みづらくて世界観に入っていき辛い。

    続く「百蛇堂」のなが〜い前振りとなる一冊。

  • 古びた山村の旧家で起こる、「死」をめぐる恐怖体験。前半は子ども時代の恐怖体験、後半は大人になってからの葬儀がメインです。前半は舞台が特殊なので説明も多く、入り込むまで時間がかかりましたが、後半の「葬送百儀礼」は身も凍る様な恐怖に引き込まれました! 9割はホラーですが、密室トリックの謎解きもあります。しかし、死が呼び寄せるものに対する圧倒的な恐怖が全体を支配しています。百蛇堂が夢に出てきそうで怖いです。

  • うーん。。
    たっぷりと和のホラーを味わいながら読んでたら、最後に急に推理小説の謎解きみたいになってちょっと唐突感が…。
    どっぷりホラーのままで締めてほしかった気がするのは僕だけ?

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著者プロフィール

2001年『ホラー作家の棲む家』でデビュー。ホラーとミステリを融合させた独特の作風で人気を得る。10年『水魑の如き沈むもの』で第10回本格ミステリ大賞を受賞。主な作品に『十三の呪』にはじまる「死相学探偵」シリーズ、『厭魅の如き憑くもの』にはじまる「刀城言耶」シリーズ、映画化もされ話題を呼んだ『のぞきめ』、『禍家』『凶宅』『魔邸』からなる〈家三部作〉、『黒面の狐』『わざと忌み家を建てて棲む』『忌物堂鬼談』など多数。

「2018年 『犯罪乱歩幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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