宇宙海兵隊ギガース〈3〉 (講談社ノベルス)

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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061823150

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    Gや新型の空軍戦闘機はどうやら核融合エンジンを積んでいるらしいが,無重力の宇宙空間を移動するにはそのメインエンジンに加えて推進装置が必要で,それはたぶん何らかの ”モノ(推進剤)” を噴出してその反動で推力を得るしくみになっているのだろう。

    さてここで僕の興味は,その推進剤に用いている ”モノ” は果たして何なのだろう,と云う事。圧縮空気か?いや宇宙空間で空気は贅沢か。それなら液化して溜めたHeガスなどか。
    そう云えば現実世界のスペースシャトルや国際宇宙ステーションなどで宇宙空間に出て船外活動する時は,ここで僕が興味を持っている ”スラスター” を単人的宇宙服ベースではあるが備えて,なにがしかを噴出しているのだよなぁ。ちょっとググって調べてみるか。

    ネットの威力は大したもので,すぐに分かった。上記 ”スラスター” で噴出しているのは圧縮窒素ガスであった。Gや空軍の最新戦闘機も核融合エンジンで超高圧圧縮した窒素ガスを噴出しているのだろうか。ん!? ”核融合で窒素を圧縮”。なんかこの空想的な僕の考えは何処かが根本的に間違っているような気もする。モヤモヤ。イヤすまぬ。

    (モノガタリハナンダカセイジテキナバメンガオオクナッテキテツマラナイノダガマダツヅクスマヌ)

  • コニーと陣内議員は月の酒場でテロリストのチェレンコと会いヒミカの過去を知る.木星圏軍の宇宙船が月の周回軌道で地球軍のアトランティスと交戦する.月で捕虜となった木星圏軍の兵士はリーナを見てヒミカ様と口走るどうやらリーナはヒミカと瓜二つらしい.ジュピターシンドロームと戦争との関わりの謎などややミステリアスな展開になっている.

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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