- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061823396
感想・レビュー・書評
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すべてがFになるをもう1回読み返したいと思うと同時に、Vシリーズの最後の方かな?も、もう1回読み返したいです。
四季が13歳だなんてとてもじゃないけどそう思えない。
周りもそう思っているのか、大人として見ている部分もあり。でも、天才だけど、大人以上の子供だけど、まだ13年しか生きていない。
そんな四季が、大人に囲まれているけど、孤独で寂しげに見える部分もあったなぁ。と、思いました。 -
私は何も分かっていなかった!!!
この一言に尽きる衝撃を受けました。
この「夏」で、これまで自分の頭の中で組み立てられていた
人間相関図が、あっという間に崩壊し再構築する大混乱が置きました。
うっかり読み流しちゃいけません。
とんでもなかったです。これは有無を言わせず★5!
すべてがFになるは、この本の後に読み返される必要があります。 -
「すべてがFになる」に至る発端を描いた作品。それにしても、どうしたら四季のような人物が生まれるのか・・。
両親ともに、こういってはなんだが、「凡人」なのに。そして何故、四季は「新藤清二」に執着していくのか・・。
全て、先々まで見通した上での行動なのが空恐ろしい。そこに自らの感情は一切排除されているのである。普通じゃない。
すべてがFになるの中で、何となく不可解だった動機の部分がだいぶ明らかになっていて、すっきりする。
もう一度「F」を読みたくなった。途中にはVシリーズの紅子や林なども登場するので、森作品はやはり、執筆年度順に読んだ方がいい。 -
あの事件の謎が明かされて、そうだったのかと思った。
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正直言って、四季が他の人間に対して普通に愛着を持っていることに驚いた。
物質世界では、処理速度が遅いためにラグが発生し、それが時間の流れになるっていうのはあるかもしれないと思った。
なので精神世界には時間の概念がない。 -
無駄なエネルギーを消耗してただ生きている人間は、人間という病気にかかっている。
遺伝子と愛は複雑に相互に絡み合っていて、感情はそこに否応なく左右してしまう。
形は様々であれ、人は愛のために生きるのかもしれない。 -
既読
文庫版 -
ああ、やっぱり春夏秋冬そろって一冊のつもりなんだろうなぁ。
この一冊だけでは、あまりに中途半端に過ぎる希ガス。
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