- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061823402
作品紹介・あらすじ
若女将・真崎香織と、その妹・翠が切り盛りする、箱根の高級温泉旅館『邂逅』。美人姉妹との出会いに喜ぶ文麿だったが、大浴場の露天風呂で、男の死体を発見してしまい…。警察は事故と断定するが、酔えば酔うほど冴えわたる文麿の"酩酊推理"は、事件の真実を、そして翠の心に浮かぶ"影"の存在を指摘する。果たして事件の顛末は?文麿の"淡き恋"の行方は?書き下ろし2編を加えた、シリーズ最新作。
感想・レビュー・書評
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タイトルうろ覚え。(オイ)
酔っ払うといきなりしゃきっとして推理を始める探偵のお話。お決まりの如く、酔いが覚めると覚えていない。
元は少女漫画らしい。元ネタみたことないけど。
なかなかおもしろいとは思う。
ただ、まあ、短編が集まってるから、あっと驚く結末があるわけでもなく、純粋に謎が解かれる物語を楽しむだけ、みたいな。
今回の一文。
「……ぺこ……ぴい……」
酔いつぶれるときに探偵が呟く言葉。
他に「ぽこ」とか「ぷく」とか、様々なヴァリエーションがある。
そんなやつ、いたら嫌やわ。
03.11.17詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
名探偵コナンの、毛利小五郎みたい。
寝てる間に事件解決してたけど、自分は何にも覚えてない…という。
軽く読むには良いと思います。 -
ブックデザイン / 熊谷 博人
カバーデザイン / 斉藤 昭(Veia)
章扉イラスト / 望月 玲子
書下ろし2編。 -
酩酊して事件解決、でもやはり恋は成就せず、というお定まりのパターンだけど、それがかえって妙にほっとしちゃうなあ。ただし酩酊っていうよりも……明らかに人格変わってるだろーが。誰か怪しめ(笑)。
「知っているか知らないかということは、大した問題ではありません。知れば解決することですから」という言葉に納得。このシリーズ、専門的知識を用いる面が多いので「そんなの分からないよ~」などと思っていたけれど、そうか知れば解決するんだなあ。なんだか目からウロコ。 -
さらさら読めるので電車での移動のときとかにいい気がします。でも、男装していた理由が弱いかなぁと。っていうか、簡単すぎるだろそれは!!と思います。
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2003年11月24日読了
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【出版社/著者からの内容紹介】
“本格”と“酒”の馥郁(ふくいく)たる香り。 高田崇史の新境地! 若女将・真崎香織と、その妹・翠(みどり)が切り盛りする、箱根の高級温泉旅館『邂逅(たまさか)』。 美人姉妹との出会いに喜ぶ文麿だったが、大浴場の露天風呂で、男の死体を発見してしまい……。 警察は事故と断定するが、酔えば酔うほど冴えわたる文麿の“酩酊推理”は、事件の真実を、そして翠の心に浮かぶ“影”の存在を指摘する。果たして事件の顛末は? 文麿の“淡き恋”の行方は? 書き下ろし2編を加えた、シリーズ最新作!
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先に読んだ QEDシリーズよりも良くできている。
が、しかしながら やはり 画一的な稚拙さがみられる。
これもシリーズらしいので、今後 少しずつ登場人物の描き込みが出てくるのかもしれない。
期待したいところだ。
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酔っ払ったらすごくなる奥さん探し中の男の人のお話…?
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第2弾
酔っ払ってはスイスイと事件を解決。今回もサラッと読めた。 -
文麿シリーズ第2弾。とぼけた文麿が可愛い。