- Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061823440
感想・レビュー・書評
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怖くて気持ち悪くて、ちょっと苦手でした。誤解しないでください、褒め言葉です。本の世界に入り過ぎちゃって暗いところが怖くなったり。
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2017.05.20
『蛇棺葬』を読み終えた後、記憶が新しいうちに『百蛇堂』を読み始めてよかった。
前作もなかなかのボリュームで読み終えるまでに時間がかかったけど、これはさらに分厚くて驚いた。けど2日で読み終えた。
いきなりわけのわからないまま百蛇堂に足を踏み入れたりするのはよくわからなかった。
結局、龍巳の怪しい娘はなんだったの??義母?マモウドンなの?
編集者Lは?どこへ?
飛鳥の妹はあすか・あすかなの?
いろいろと断片的に人間関係やら因習やらなんやらかんやら内容が盛り込まれすぎててよくわからないままの部分もあったりしてまたそれが百物語感があって怖いです。
百物語といえばなにかと作中に登場する『百物語の中の物語』も書籍化してほしいです。
ずるっ、ずるっ、ずる…
全体的にやっぱり怖かった〜!
三田さんの小説はほんとドンピシャで好みです。
次は『作者不詳』を読む予定。 -
悪くはない…のだけど、やや中弛み感があった。全体を通じての謎は興味深いし仕掛けが気になるから投げ出す気にはならないんだけど、一気に読ませるような勢いにかける気がする。
この現実よりホラーテイストの作品はどれ好きな系統のやつだけにちょっと残念。 -
ホラーなんだけどその法則の中での謎解きみたいなのがある話って好きです(^o^)
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怖さで言えば、前作よりこっち。でも、雰囲気は前作の方がベター。
結局は好みの問題だが、民俗学的興味もある前作の方が自分の好み。
それにしても、編集者Lはどうしたのか?同僚編集者は何故あのようや結末を迎えなければならなかったのか、未だ分かりません。ホラーだからいいのでしょうか。
アナグラムには迂闊にも気付かなかったが、◯◯だということには、何となく気づきました。マーモンドも餌としてはあの量でいいのでしょうか。
腑に落ちないことが多々あるので、楽しんで読んだのですが、星は標準の三つにします。 -
「蛇棺葬」の続きで既刊を読んでないとなんのことやらわからないと思う。やっぱり、ホラー?ミステリー??
ところ変わって現代、著者名と同姓同名の人物が主人公で著者の人間関係やらホラー系の書籍やらの事実が織り込まれている模様。
本作のホラー箇所よりも、本作中の怪談をネットで調べてあらすじ読んだ方が恐かった(笑)
著者プロフィール
三津田信三の作品





