QED 龍馬暗殺 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 478
レビュー : 57
  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061823495

感想・レビュー・書評

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  • 「QED」シリーズです。
    奈々は学術大会に参加する為、高知を訪れる。
    奈々の後輩・美鳥と合流し、彼女の実家にお邪魔をした。
    そこでタタルと合流して、殺人事件に巻き込まれる。
    奈々ちゃんはお祓いをした方がいいと思います(笑)

    今回は、奈々の妹・沙織も一緒について来ています。
    奈々ちゃんに妹がいることは知っていましたが、登場したのは当作が初めてです。
    理系で澄ました感じの奈々とは違って、沙織はキャピキャピしています。
    若いからかもしれませんが。
    タタルとはナアナアですね。
    奈々の突っ込んだ質問に答えられなくてピンチになると、タタルにお任せするちゃっかりしたところがあります。

    舞台はひなびた山村で、平家の落人村だった。
    人口は十人足らずで、もうすぐ近くの村と合併する。

    暴風雨によって、村が閉ざされてしまった。
    一体の刺殺体と、一人の重傷者。
    自殺したとは思えない首吊り死体。
    「全ての責任を取る」と言って、ドクニンジンを飲んだ老人。
    そして、真犯人の自害。

    「ムラ」の風習によって、悲劇が生まれました。
    村で奉っている神の為に、いけにえを差し出さなくてはならなかったそうです。

    真犯人は一人でした。
    真犯人が全て殺したのではなくて、自己防衛で死なせてしまったり犯人に手を貸す者がいたりして複雑化したようです。
    とはいえ、一晩で四人死ぬのはスピーディだと思うわ。

    龍馬の謎に関しては、「黒幕は西郷だろう」というオチになっています。
    当時、「新撰組」のドラマをやっていたのでタイムリーでした。
    もしかして、狙ったとか?

    西郷には大らかなイメージがありましたが、戦いで血を流すことこそが革命だと考えていたようです。
    平和主義だと勝手に思っていましたが、美化していたのかしら。

    いくら天才の龍馬でも、手を怪我してはすぐ殺されますよね。
    応戦が出来ないから。

    タタルと奈々の仲は相変わらずです。
    奈々ちゃんが意識しているのは分かりますが、タタルの反応がイマイチ分かりません。
    周りの茶々に反発していませんが。

  • QED-7。
    龍馬に関してとにかくながい。事件や人物相関を忘れる勢い。
    後輩全家
    C0293

  • 2000.01.01

  • 龍馬の手の傷の具合、確かにスポットライトはそこまであたっていない。男なら、大した事はないと言うわな。

  • 【256】

  • タタルさん、四国上陸!

    龍馬の暗殺についての考察がどう
    本作品中で進行する殺人事件とからんでくるのか?
    を楽しみながら・・・の作品。
    龍馬に詳しくないのですが、
    ほー、と楽しみながら読めました。

    長宗我部家のこととかもっと出てくるのかなー、
    と期待していましたが、
    その辺の戦国時代のことや
    激しい身分差別のことはあまり触れられていません。
    事実はあっても「騙り」はないということ
    なのですかね?
    でも、いつか四国ものでもっと濃い作品を
    作ってほしいなー。

  • いつもの、騙りや神社が関わるミステリーではなかったので、何だか物足りなかった。

  • 図書館にて借りる。

  • 久しぶりのシリーズ。なかなかの読み応えあり。

  • ワクワク

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著者プロフィール

昭和33年東京都生まれ。明治薬科大学卒業。『QED 百人一首の呪』で、第9回メフィスト賞を受賞しデビュー。

「2018年 『千葉千波の怪奇日記 化けて出る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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