QED 龍馬暗殺 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 65
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  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061823495

感想・レビュー・書評

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  •  高知の学術大会に出席し、後輩の実家のある山奥の村へ向かうが、嵐による土砂崩れで道が塞がれる中、殺人と自殺が起きる。龍馬暗殺とこの事件がどう関わっていくのか。

     いつもは小松崎が事件を持ってくるが、今回は滞在先で事件が起こる珍しいパターン。それでも、お酒を飲みながら龍馬暗殺について考察するのはいつも通り。

     章タイトルの遊び心にはいつも驚かされる。

  • 後輩の実家のある高知の山奥の村で起こった連続殺人事件と坂本龍馬暗殺の謎の話。
    今回は奈々の妹が初登場し、いつもと違う雰囲気でした。これから頻繁に登場するのでしょうか。

    いざなぎ流は名前を知る程度だったのですが死後の考え方等を今回知ることができました。
    タタルさんは博識だなあ。

  • 実は忘れてましたシリーズ第7弾。 
今回は高知に舞台を移し、閉鎖的な村で起きた事件を追います。と言っても、相変わらずの主人公に、相変わらずの取り巻き。そして相変わらずの結末に、旅&薀蓄。 
 ただ、今回の結末はここ最近有名になってきたのであまり驚きはなかったですね。

  • 今回は事件すぎる事件と竜馬暗殺の真犯人推理という豪華二本立て?でした

    どうも結局最後は人間のあくどいところばかりクローズアップして終わるという読後の後味の悪さしか残らないのがどうもなー

    でも次も読んでしまう中毒だな

  • ダークな雰囲気がメインとなっています。
    それもそのはず、ある主要登場人物(!)が
    なんと、終盤まで出てこないのですから。

    初めて妹もついてくる作品。
    姉とは違ってこの妹、押しが強いんですよね。
    まあその差は後々出てくるようですけれどもね…

    基本的に殺人事件は起きるのですが
    雰囲気の方が優先されるので盛り上がりには
    欠けるところでしたね。

    それよりも龍馬暗殺の説や
    今回閉じ込めを食らった場所にまつわる歴史が
    なかなか興味深いものがありました。

  • 龍馬ファンなのでこのシリーズを初めて手にとってみたが、思った以上に事件よりも龍馬の方に重点がおかれていた。今井の供述の食い違いなどが整理されていて良い拾い物をした気分。

  • 龍馬暗殺については 様々な 諸説で 議論されているが 本家の検証については 目新しいわけではない
    事件パート自体は相変わらずおまけのようなかんじです

  • QED-7。
    龍馬に関してとにかくながい。事件や人物相関を忘れる勢い。
    後輩全家
    C0293

  • 2000.01.01

  • 龍馬の手の傷の具合、確かにスポットライトはそこまであたっていない。男なら、大した事はないと言うわな。

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「2023年 『江ノ島奇譚』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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