空の境界 下 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 2464
レビュー : 213
  • Amazon.co.jp ・本 (488ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061823624

作品紹介・あらすじ

2年間の昏睡の後遺症として記憶を失い、この世のあらゆるモノの死を視ることのできる"直死の魔眼"を手に入れた少女・両儀式を襲う数々の怪異。死そのものを体現化した太極の結界。永遠を求める魔術師。そして再来する殺人鬼-。式を苛む"殺人衝動"の赴く先に、真実を告げる記憶の境界が開かれる-!?

感想・レビュー・書評

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  • 再読。ごちそうさまでしたという感じで。
    振り返れば二人の少年少女が出会い、寄り添い合うまでの物語でした。
    可能であればまたいつか読みたいものだ。

    内容は「矛盾螺旋(vs荒耶宗蓮)」「忘却録音(霊園での妖精騒ぎ)」「境界式(一人の少年が道を外れた話)」「殺人考察(式が人を殺す話)」「空の境界(3人目の彼女)」。

    矛盾螺旋では塔子さんの異常さが極まってました。
    また荒耶宗蓮の敗因が臙条巴にあったという発言には鳥肌立ちました。
    彼の存在は決して無価値なんかじゃなかったんだ。

    殺人考察ではこれまで"一般人"と捉えていた幹也が突っ走っていたなと。
    力も持たずに突っ走るのは死ににいくのと同義じゃないのだろうか。

  • 最終章「空の境界」は,最初読んだ時「???」という感じになりました。

  • 奈須きのこワールドにはついていけないところがある笑

  • 映画視聴後に読んだので、補足的なものとして楽しめた
    原作での橙子さんは冷酷さ、意地の悪さが際立っていたように思う
    あと黒桐くん美少年設定だったのね…

  • 矛盾螺旋、後半。
    臙条巴が残したもの。
    初読から忘れられない衝撃。

    本当の初読の時はおそらくこのマンションのカラクリに驚いていた気がする。
    もうここまでだって充分なファンタジーSFであるのに、
    未だ現実と結びつけようと考えて読んでいたような気がする。
    なまじ論理的な会話が飛び交うからかもしれない。
    それも、ある種結界のように思えるけれど。

    前半が盛り上がったり、
    山場があるストーリーは結末があっさりしていて、
    なんだそんなこと、と気落ちしてしまうことがある。
    けれどこれは最後までお腹も胸も頭もいっぱいいっぱい。

    きっとまた数年したら読み返すのだろうなぁと思う。

  • 2018/06/25読了

    上に続き下
    言いたいことは(上)そのものだけど、矛盾螺旋とか、殺人考察(後)とかのエグいところ、血みどろなところは、やっぱりこちらの方がいいのかな
    どうかな
    小説版のミソ、というより映像版の残念なところと言ったら

    「忘却録音」の改変になる。
    文庫本を手放してしまったが、たまに読んでみたくなるし
    殺人考察(後)もだけど、式の感情や思考が、コクトーの周囲をおおかたぐるぐるとしているのが、なんだかいい。
    名作は読み返してなんぼ。また読もう。

  • アニメ見直した記念に再読
    矛盾螺旋の橙子さんが最高に格好良くてもう!

  • 奈須きのこの作品に登場する人物は、どれも憎めない人物ばかりです。かと言って、嫌な奴・悪い奴がいないという訳ではありません。1人1人のキャラ付けが濃く、奥深いからこそなのかもしれません。キャラクターの善悪ははっきりしていて、それぞれここまで個性的なのに、総じて憎めないというのは心底凄い事だと思います。

    空の境界は先に劇場版を視聴していて、内容は知っていました。劇場版だけでも、何度見返したか解りません。それほど劇場版が完成されたひとつの作品だと思っていました。だと言うのに、原作小説にあたる本作で何度目が熱くなった事か。劇場版の出来は本当に素晴らしく、それだけでも充分な感動はありました。しかし、人物の心理描写という映像の苦手な部分を読み解くだけで、こんなにも違うものなのか。私にとって、本という媒体の良さを改めて教えてくれた作品ですね。
    ただ、流石は奈須きのこ。文章はやや難解で、映画のイメージに助けられた部分も非常に多い。そういう点で言えば、映画と合わせる事でより楽しめる作品の典型だと思います。
    じっとり重くて、切なくて、なんとも心に残る作品でした。

  • 人生屈指の大切な作品。ここからいろいろはじまった

  • 下巻は(一応)時系列順なので上巻ほどの難易度ではない。しかし読み直しは必須な気がする。1回読んだだけでは最終章は理解できなかった。
    後に出た文庫版は3冊に分冊されてるので、個人的に上下巻でまとまった新書版の方が好みかな。

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著者プロフィール

ゲームシナリオライター・小説家。ノーツ所属。シナリオを手がけた主なゲームに『月姫』『Fate/stay night』『Fate/hollow ataraxia』など。小説作品には『空の境界』『DDD』『月の珊瑚』などがある。

「2018年 『空の境界 the Garden of sinners(8)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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