四季・冬 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
3.38
  • (102)
  • (132)
  • (517)
  • (30)
  • (5)
本棚登録 : 1428
レビュー : 133
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061823631

作品紹介・あらすじ

天才科学者真賀田四季の孤独。両親殺害、妃真加島の事件、失踪、そしてその後の軌跡。彼女から見れば、止まっているに等しい人間の時間。誰にも理解されることなく、誰の理解を求めることもなく生きてきた、超絶した孤高の存在。彼女の心の奥底に潜んでいたものは何か…?「四季」4部作ついに完結。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 真賀田四季の孤独な100年。
    天才の完璧な記憶のシステムは時間の概念を超越する。
    それが断片的にかつ不連続で再生されるために起こるわかったようでまるでわからない、なのに不思議な清涼感。
    森博嗣・ザ・ワールドとしか言いようがない。

    犀川のことが実は好きだったのに自制していたなんて人間らしいこともするんだね。

  • 天才を書く森さんが天才だよなぁと思いながらの四季シリーズラスト作。最後の伏線回収は特にぞわっとしました。またすべてがFになるから読もうかなぁ。

  • とうとう、4つの季節が過ぎ去った。
    季節が進む度に、真賀田博士が成長するにつれて、現実と仮想空間が混ざり合い、溶け込み、夢と現実が一体化する。
    でも、どちらが現実か、などと決めるのもナンセンス。

    生きること死ぬこと、その区別はどこにあるの?
    自由に思考する、という事を考えさせられる。なんだか、胸が痛む。

    そう、言葉にならない感想しか抱けない。
    この物語、全ての人物が真賀田四季博士が構成する人格なのでは?という疑い。
    私が知っている時から8年が経過していた。
    物語が与えるのは、幻想?それとも…

    四季シリーズを通しての評価は5。
    真賀田博士に魅入られた人々の末路。私はどうなのだろう?才能が認められのは嬉しい、しかし、彼女の前で正気でいられる自信などない。生まれた瞬間に決められた運命、あるのでしょうか?

  • 以前のシリーズまで順番をデタラメに読んでいるし、
    それぞれ時間が空いて読んでるから、今回のお話は
    よくわからなかった。
    やっぱり順番にできれば一気に読まなきゃ忘れてしまうなぁ。

  • 森博嗣の本は二度読みする気持ちがない。なんでだろう。心に残るフレーズはあるのだが、読むと嫌な気持ちになるような気がして。
    たぶんシリーズ読み終えたら売っちゃうかも。
    読みたくなったらまた買いなおすしかない。
    いや図書館利用という手がある。

  • 文庫版を読了

  • 百年シリーズを読み終えてから本作を読んだ今回、あぁーなるほどそうだったのか!と腑に落ちる人間関係。

  • 哲学的すぎてわからない・・・。
    森ワールド全開な一冊

  • 三十路も半ばになった四季の内面の物語。
    ストーリーらしいストーリーは一部で、あとは対話というか議論というかだったり幻想世界だったりで、ここはどこ、私は誰でした。
    でも、ラストのシーンは好きです。澄んでいて、きんと冷たくて、でも暖かくて。
    とても『綺麗』でした。
    彼女のこれから、彼女の子供、もっと見ていたかったなあ。

  • 2016.12.27読了。

    1mmも理解できない…!

全133件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

森 博嗣(もり ひろし)
1957年、愛知県生まれ。作家、元研究者。名古屋大学工学部建築学科、同大学大学院修士課程修了を経て、三重大学工学部助手、名古屋大学助教授。名古屋大学で工学博士を取得し、2005年退職。学会で数々の受賞歴がある。
作家として、1996年に『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞し、同作で作家デビュー。S&Mシリーズとして代表作の一つに。『スカイ・クロラ』シリーズは本人も認める代表作で、2008年アニメ映画化された。その他にも非常に多くの著作がある。

四季・冬 (講談社ノベルス)のその他の作品

森博嗣の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
森 博嗣
有効な右矢印 無効な右矢印

四季・冬 (講談社ノベルス)を本棚に登録しているひと

ツイートする