紅玉の火蜥蜴 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 75
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (370ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061823723

感想・レビュー・書評

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  • 『ある瞬間瞬間に、発生した出来事の意味を考え、それを今までに手に入れた情報と照らし合わせて、結び付け、因果を推察する。その結果、得られた事象に対して、ある瞬間に行動を起こす。常に、時の流れを意識し、物事の因果を考慮に入れ、肉体を精神で制御するーそうすれば、不運を極力回避し、効率良く、自己の目的を達成できるのではないかー』

    このシリーズ10年続編出てないけど早く読みたい!推理はいまいちだけど物語は面白い!

  •  「月長石の魔犬」と同じ形式。ただ、今回は悠璃の言う先生が誰かは前作を読んだ人は知ってるからか、裏に思いっきり書いてあった。
     これもサイコキラー。
     そいつに至る道筋が面白い。結末は二転してるな。一回犯人が指摘され、でもそいつじゃなくって、別の人間が犯人だといわれるけど、やっぱりそいつでもなかった、そんな感じ。
     高柳の頭の出来はそこまで良くないので結末がくるくる回る作品だと途中でついていけなくなるが、これはそんなことは全くなく。複数(でもないか?)の事件が絡まってるけど、それでも読んでて混乱することもなく。丁寧に書いてあるのかな。
     出てくるキャラクタ、とりあえず、鴻薙冴葉と鴇冬静流にムカツキを覚え、壱章の炎に対する思いを読んでムカツキを覚え(笑)書き方がうまいんだろうなあ。
     うん、なんか、べた褒めじゃない?(笑)

    04.05.14

  • ずっとずっと待ってます。
    早く続きを(;o;)

  • ほむらが君を侵食する意味はただ一つだけ「殺したい」。
    熱く、熱い。その悪魔は肉体を黒焦げにする。炭火焼き。
    きっと食べたらおいしいのだろうと、牛肉が囁いた。
    幸せ。――幸せ。

  • 登場人物が多くて一人ひとり覚えていられませんでした。
    前作を読んだのでこれも読んだのですが、ラノベ風表紙・挿絵が多くて困りました。

  • 【STORY】
    連続放火、連続殺人……。人間たちの穢(けが)れを清めるのは炎(かみ)か人か!?
    人間の内面に宿る“狂気”を描く渾身作!
    両親と弟を殺した爆弾魔への復讐を誓う、嘱託解剖医の嘉神沙遊良(かがみさゆら)。その彼女に殺されたいと熱望する霧嶋悠璃(きりしまゆうり)17歳。彼女らの住む町で連続放火殺人事件が発生! キャリア警視の鴻薙冴葉(こうなぎさえは)は石細工屋・風桜青紫(かざくらせいし)の協力を得て犯人に迫るが、次々と容疑者は焼死体となって発見される。 火に魅せられた真犯人の正体は!?



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    前作と同じストーリー形式。今回は1つの事件の犯人を追っていくものだが、犯人候補が何人も出てくる。最後は意外な人が・・・?
    <div class="booklog-all" style="margin-bottom:10px;"><div class="booklog-data" style="float:left; width:300px;"><div class="booklog-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4061823728%3ftag=narysbookdepo-22%26link_code=xm2%26camp=2025" target="_blank">紅玉の火蜥蜴</a></div><div class="booklog-pub">秋月 涼介 / 講談社(2004/05/11)</div><div class="booklog-info" style="margin-top:10px;">Amazonランキング:354330位<br>Amazonおすすめ度:<img src="http://booklog.jp/img/3.gif"><br></div><div class="booklog-link" style="margin-top:10px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4061823728%3ftag=narysbookdepo-22%26link_code=xm2%26camp=2025" target="_blank">Amazonで詳細を見る</a><br><a href="http://booklog.jp/asin/4061823728/via=naryurin" target="_blank">Booklogでレビューを見る</a> by <a href="http://booklog.jp" target="_blank">Booklog</a><br></div></div><br style="clear:left"></div>

  • 犯人はすぐわかる。
    でも、それは作者の術中にはまったに過ぎないのです。
    後半の怒涛の展開に、引き込まれること間違いなし

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