キマイラの新しい城 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 51
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061823914

感想・レビュー・書評

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  • 欧州の古城を移築したテーマパークの社長が、殺された古城の領主の霊に取り憑かれた。犯人を突き止めてほしいと依頼を受けた石動戯作は、750年前の殺人事件の謎に迫る。さらに、現実にも新たな殺人が起こって・・・。
    石動探偵シリーズ、こんなんでいいのか!って、でも、これでいいのでしょうね。色々薀蓄が出てくるが、某N氏みたいにうざくない。この先、どんな方向に進んでいくんでしょうか。アル意味トリッキーな作品ばっかりですが、もうすこし、現実味のある作品を読みたいですね。
    社長さん(殺された領主)の行動が愉快なのと、過去の殺人の解決法もなんだか変だけど、まる。

  • 2004/11/27

  • 見所は、中世の領主の目から見た現代日本の描写。もともとシニカルな文章を書く作者のこと、いちいちにやりとさせてくれる。

  • 石動戯作、魔法使いになる(笑)

  • 石動戯作とアントニオのペア、今回は750年以上前の殺人事件の調査、あの名探偵も登場します。

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著者プロフィール

1964年、福井県生まれ。名古屋大学理学部中退。1999年、『ハサミ男』で第13回メフィスト賞を受賞しデビュー。著書に『美濃牛』『黒い仏』『鏡の中は日曜日』『キマイラの新しい城』(いずれも講談社文庫)がある。 2013年2月、逝去。

「2022年 『殊能将之 未発表短篇集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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