中央構造帯 (講談社ノベルス)

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  • 講談社
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061823945

感想・レビュー・書評

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  • 20170723読破

  • 銀行の話がメインで、とにかく理解するのが難しかった。何日もらかかって読みました。将門のことが霞むくらい、銀行の話が濃かった。

  • アメリカ出張に際して持參した中の1册。<BR>
    <BR>
    私にとつて『箸墓幻想』以來の内田康夫作品。<BR>
    プロローグに記されてゐる1945年8月15日の敗戰の日の事件が、作品世界を通じて影を落してゐる。<BR>
    實際の事件の背景には、バブル崩壞に伴ひ明らかになつた銀行の不良債權問題と、それを隱蔽しやうとする經營姿勢、そしてそのために行なはれた不正行爲が存在してゐる。<BR>
    今囘の作品の味付は「平將門の祟り」。<BR>
    <BR>
    いくつかの殺人事件が發生してゐるが、これらの殺人事件の關係を明らかにしていくのは、ご存じ淺見光彦である。<BR>
    作者は事前にプロット立てをせずに筆の赴く儘にまかせるといふが、この作品では殺人事件の位置付けを解明するに際して、作者の創作スタイルがそのやうなものであるといふことが伺へるやうな氣がした。<BR>
    或種アクロバティックでありながらも、うまくまとめたと思ふ。<BR>
    そして私個人の嗜好としてはアクロバティックな作品は嫌ひではない。<BR>
    むしろ、この作品では豫定調和的な解決ではなく、それが良いはうに働いてゐたのではないかと思ふ。<BR>
    <BR>
    2004年10月13日(US時間)、Wilmington(DE,US)のホテルにて讀了

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著者プロフィール

内田 康夫(うちだ やすお、1934年11月15日 – 2018年3月13日)
東京府東京市滝野川区(現・東京都北区)に生まれる。長野市出身の父の実家が戦災で被害を受けたため、長野市から戸隠山麓の村、秋田県羽後町、雄勝町、埼玉県、静岡県沼津市、秋田県秋の宮などに移り住む。
埼玉県立川越高等学校、東洋大学文学部国文学科中退。コピーライターや広告製作会社の社長を経て、小説を書く。1980年『死者の木霊』、1981年『本因坊殺人事件』を栄光出版社(当時。現在は別の出版社から刊行)から自費出版。3000部刊行の前者『死者の木霊』が朝日新聞書評で紹介されたことを機に、作家デビュー。1982年刊行された『後鳥羽伝説殺人事件』が商業デビュー作となり、ここで名探偵浅見光彦が誕生。浅見光彦が登場する作品は116事件。累計で約9700万部を発行、映画やドラマ化もされて人気を博した。推理・ミステリー小説だけでなく、随筆やファンタジーなども手がけた。2008年、日本ミステリー大賞を受賞。
2015年7月26日脳梗塞が見つかったために入院し、毎日新聞で連載していた浅見光彦シリーズ「孤道」は2015年8月12日で終了。後遺症の左半身麻痺のため2017年3月に作家活動を休止、『孤道』執筆分がまとめて刊行された。加えて中断された物語の結末を一般公募し、最優秀作を「完結編」として刊行するという、毎日新聞出版、毎日新聞社、講談社、内田康夫財団連名による「内田康夫『孤道』完結プロジェクト」が広く話題となった。募集は2018年4月まで行われた。募集期間中の3月13日、敗血症のため83歳で逝去。
完結プロジェクト最優秀賞は和久井清水さん「孤道 我れ言挙げす」に決定。2019年春に講談社から刊行予定。

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