聖フランシスコ・ザビエルの首 (講談社ノベルス)

  • 講談社 (2004年10月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784061823952

みんなの感想まとめ

中世の殺人事件とザビエルの謎を巡るミステリーが展開され、予想外の結末が待ち受けています。ジャーナリストが調査を進める中で、オカルト的な要素も絡みつつ、しっかりとした推理が繰り広げられます。各章が独立し...

感想・レビュー・書評

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  • ザビエルの首の発見を機に過去にタイムスリップしてザビエルが遭遇した殺人事件の謎を解く。「サイコパスト」って漫画が最近ありましたが。
    歴史の方を求めていたので私にはいまいち。続きそうな終わり方だけど、続くのかしら?

  • 丁寧な作り

  • 確かにフランシスコ・ザビエルに絡めてはいるけど、絡める必然性もないような…。オカルト雑誌の特集を請け負うフリーライターとか、そこまでがんばらなくてもいいような…。

  • なんとなく続きそうな終わり方。ザビエルを持ってきた推理物?を書くなんて予想外でした。ジョーカーゲームから読み始めた著者さんですが、違った感じの文体のこちらの話も楽しめました。

  • 2014/11/14
    移動中

  • 最終的にはよくわからない展開だったけど面白かった。ザビエルの首って想像すると怖いようなおかしいような。

  • いやー、読んだ人少ねー。4つの連作短編集というか、長編というか。「饗宴」をリタイヤした後なので、ちょっととっつきにくい感じだったけど、コメディタッチで意外と読みやすかった。ザビエルの首のミイラから、ザビエルが生きていた時代にトリップして謎を解く、という、ちょっとバカミスっぽい感じ。最後でザビエルは謎を解決するために生き残っただの、主人公が9.11テロ後アフガニスタンでひどい惨状を見たのがザビエルの幼少期と重なっただの、ちょっとこじつけっぽい感じもするけど、まぁ許容範囲。でもすぐ内容忘れちゃうな・・・

  • 柳さんの作品を読むのはこれが初めて。
    ザビエルの謎を調査するジャーナリストが、中世に起こった殺人事件を解決するミステリー。
    読み始めはオカルトっぽい感じでどうかなー、と思ってたけどミステリーの解決がしっかりしてたので楽しめました。

    各章は独立した短編ながら、ラストの結末ですべての謎が明らかになる、という流れも気持ち良かったです。全く予想外の結末でした。

  • タイトル「聖フランシスコ・ザビエルの首」

  • 本当のタイトルは『聖フランシスコ・ザビエルの首』。なぜ聖フランシスコが消えてしまっているのか? ミステリ~

  • 面白かったです。
    憑依もの?って言っていいのか。一見、気楽な連作短編の形式をとっているけど、底がある。中世の雰囲気がいいです。あまり話さないザビエルがとても魅力的でかっこいい。
    柳広司らしいなあ、と思いました。

  • 聖フランシスコ・ザビエルの遺骸は、死後も腐敗することがなかったという。鹿児島で新しく見つかった「ザビエルの首」を取材した修平は、ミイラと視線を交わした瞬間、過去に飛ばされ、ザビエルが遭遇した殺人事件の解決を託される。修平が共鳴したザビエルの慟哭の正体とは・・・(「BOOK」データベースより)

    老僧との問答の後にザビエルの従者が殺された。血まみれの老僧は、彼の命を奪ったのは自分だと言い・・・「顕現~1549」

    東方布教のミッション中に訪れたインドの聖パウロ学院。そこの司教代理のロハスが毒殺された時、黄金の蛇が壁を伝い・・・「黄金のゴア」

    〈眼に見たものを信じ〉、イグナチオ・デ・ロヨラ主催のイエズス会に入会したザビエル。彼のもとに元従者のミゲルが「聖バルバラ学院のフェレイラ講師を殺した」と告白し・・・「パリの悪魔」

    スペイン軍の襲撃に備え密かに計画された作戦。それに深くかかわった、城の末っ子ザビエル。彼の兄、ジョアンとしてザビエルを断罪する主人公だったが・・・「友の首と語る王~1514」

    意識だけが過去に飛び、当時のザビエルに近しい人物に憑依。
    彼の周りで起こる事件を解決していく、というストーリー。
    もともとバスク地方の小国の末っ子として、その名もザビエル城に暮らしていたフランシスコ。
    彼がトラウマとしてずっと抱えていたものがキーとなっているのですが、設定もしっかりしているので安心して読み進めることができるミステリです。
    いろんなプチトリビアがちりばめられているのも面白かったですよ~。

  • 今度のテーマはフランシスコ・ザビエル……あれ? でも舞台は現代なの? と思いきや、なんとタイムスリップもの。ちょっと意外な設定でなかなか面白い。
    いつもに比べると、歴史部分はちょっと軽め。なのでかえって読みやすいかも。しかしミステリ謎解き部分には当然、時代背景やなんやがみっちり絡んでいて文句なし。そしてラストのオチも……ザビエルが○○オタクだったとはなあ(笑)。

  • 売れないジャーナリストの主人公が、オカルト誌の取材で鹿児島で見つかったザビエルの首に出会った瞬間過去に飛ばされる。どうやら"彼"の遭遇した殺人事件を解かなければ現在に帰れないらしく…しかしザビエルの側近に憑依(?)して幾度も謎を解いていくうち、ザビエルの記憶は主人公自身の記憶の暗部とリンクしていく。。。みたいな話。
    今まで読んだ柳さんの作品とはちょっと毛色が違って設定はそれこそオカルトチックなんですが、短編がぽんぽん続いて階段のように掘り下がっていく形式なので飽きずに読めました。どこにたどりつくんだこれはーと思っていたら案の定主人公氏に失われた過去が…ちょっと唐突な感はありましたが。でも何だか納得したのでよし。最初に出てくるザビエルの慟哭、最後には十分感情移入できていたのでよし。

  • 080319貸出。080321読了。
    すごいかと思って借りてみたけど、普通・・・。
    歴史観が素敵なのかも?
    タイムスリップするお話。

  • 現代人の意識がタイムスリップして、現代とは異質なロジックで動く人たちの中で困ったり、それゆえの謎を解いたりという趣向。まあよくあるもの。
    ネタとしてはすっきりとまとまっているし、この時代、この登場人物たちでなければ起こらない謎やトリック、動機であり、舞台設定に理由があるので感心する。
    連作短編という形もきれいにまとまっているし、その末に明かされるフランシスコ・ザビエルの謎も、理ではないにしろ納得のできる答えが出る。まあそれが嫌という人もいるだろうけど。

  • 2004/11/27

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著者プロフィール

一九六七年生まれ。二〇〇一年『贋作『坊っちゃん』殺人事件』で第十二回朝日新人文学賞受賞。〇八年に刊行した『ジョーカー・ゲーム』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞をダブル受賞。他の著書に『象は忘れない』『風神雷神』『二度読んだ本を三度読む』『太平洋食堂』『アンブレイカブル』などがある。

「2022年 『はじまりの島』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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