ネコソギラジカル (中) 赤き征裁VS.橙なる種 (講談社ノベルス)
- 講談社 (2005年6月7日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061823990
作品紹介・あらすじ
「-諸手をあげて、喜べよ」人類の最終存在、橙なる種・想影真心を伴って、「僕」こと"戯言遣い・いーちゃん"の前に「狐面の男」は現れる。バックノズル、ジェイルオルタナティブ…。"運命"の最悪の傍観者たる彼が唱える"世界の法則"は、この世の"真理"そのものなのか!?新青春エンタの決定版中の決定版、戯言シリーズ、その最終楽章となる『ネコソギラジカル』三部作、すべてが予測不可能な主題が激しく錯綜し旋律する、待望の中巻。
感想・レビュー・書評
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"913-N-6-2
人気作家コーナー"," -
記録
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再読。「中だるみ」がテーマとのことで、なるほど、展開が肩透かしだったり拍子抜けだったりする。でもキャッチーなことが何も起きないわけではなく、「物語」は進まなくとも時間は進んでいく。いつまでも気怠げに斜に構えて悦に入っていらんねぇぞお前、という声がどこからか聞こえて来そう。今ならわかる、大人になった自分からの声かもしれない。
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ぼくは正義の味方じゃない。
世界の平和のために戦うことなど――できない。
今日と明日だけ平和であれば、自分の周囲が穏やかであれば――それで満足できてしまうような、ぼくはそんな、器の小さな人間だ。
ちっぽけなのだ。
最強でもないし、最悪でもない。
まして最終でも。
なんでもない。
ただの、戯言遣いだ。
(P.324) -
【143】
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最終章、中巻。
もう、バトルのお話になってきてますね。
でも読みやすく、次の展開が楽しみになります。
次巻がラスト、どのような終末を向かえるのか…。 -
久しぶりに読んだネコソギラジカル中
そっかー九段さんがトリガーハッピーエンドだったかー
みいこさんに振られて友にプロポーズかかー
いーちゃんはみいこさんが初恋と言っているけれど確か友に恋してたんじゃなかったっけ?
恋とは呼べないものなのかなー
恋愛と結婚は別って感じなのかな
友とはいーちゃんは離れられないと思ってただろうし
みいこさんに対する思いは憧れに近いような…
久しぶりに読むと楽しめるね
著者プロフィール
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