ネコソギラジカル (中) 赤き征裁VS.橙なる種 (講談社ノベルス)

著者 :
制作 : take 
  • 講談社
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本棚登録 : 4039
レビュー : 255
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061823990

感想・レビュー・書評

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  • 戯言シリーズ最終章中盤

    いよいよ狐面の男との対決が始まる

    かつての仲間をとりかえし、
    大事な仲間を失い

    物語は疾走しはじめる

    青、赤、橙
    三つ巴の行く先はどうなるのか

  •  手っ取り早く主人公が死ねばいいよ、と言いはしたものの、誰も玖渚に死んで欲しいとは言ってません。いえ、まだ死んでませんがね、玖渚。死ぬのも時間の問題だ、みたいな感じで終わっていたので。この対象が玖渚ではなく狐さんやいーちゃんや人類最強や人間失格だったら特に気にしなかっただろうけど(彼らは何やらかんやら理由をつけて屁理屈を述べて、結局生き残りそうだし)、玖渚だからなぁ。本当に死にそう。
     玖渚が死ぬという終わりはそれはそれでありだとは思うけど、そのときは一緒にいーちゃんも死んでて欲しい。玖渚が終わったのにいーちゃんだけが続く、というのはあってはならないことだと思う。
     ラストに向かっているのは何となくわかるのだけれど、なんだかどんどん話についていけなくなっている気がする。死んだ、と言われていたのに実は生きていました、とか、よく分からない。結局あの想影真心はいーちゃんが知ってる真心と同一人物なのか。
     狐さん曰く、「あいつの周りじゃ何もかもかもがうまくいかない」んだそうで、居るだけで周りが勝手に狂っていく。いーちゃんはそんな存在なのだそうだ。
     だから狐さんがいーちゃんに対して敗北を認め、一切手を引く、と言ったことは本気だろうし、彼にとっては真実を述べているのだと思う。けど彼の部下である十三階段がまだいーちゃんに手を出し続けている。つまりその時点の計画さえいーちゃんがいるからうまくいってないわけだ。
     因縁を断ち切らない限りはいーちゃんの存在で計画をめちゃくちゃにされてしまうというなら、十三階段が手を引かない限り狐さんといーちゃんの因縁は切れてないということで、そうしたら狐さんの「世界の終わりを見る」計画はいーちゃんによって結局はめちゃくちゃにされてしまうのではないだろうか、と。
     つまりはまぁ、一度関わったら最後、因縁を切るのは非常に難しい、と。零崎双識が人類最強から逃げるがごとく、狐さんもいーちゃんから逃げてみたらどうだろう。
     抜粋。
    「――殺して解して並べて揃えて晒してやんよ」
     とりあえずラストに奴が再登場。

    05.06.17

  • 奇人変人のデパートかと思いきや、まさかの血の絆。血縁関係のバックグラウンドが今明かされ、、I*m your father!はスターウォーズ帝国の逆襲だったな。

  • 中巻なのでちょっと飽きてしまうところもあるが、続きが気になる!

  • 西尾維新『戯言シリーズ』の最終章、『ネコソギラジカル』中巻。
    中巻というと中だるみの巻だが、そんなことはない。
    「人間失格」の殺人鬼、零崎人識の登場は勿論、
    「橙なる種」想影真心の逃亡など、物語が動きゆく巻。
    個人的に言えば、「死神」石凪萌太の死はすごく衝撃的だった。
    萌太君の存在意義はなんだったんだ……。
    ネコソギラジカルの中で人が最も多く死んだ巻だったかもしれない。
    だがしかし、やはり零崎君はかっこいい。

    「———傑作だぜ」

  • 以下続刊なのであまり何も書かないです

  • 中巻、というだけあって、
    なんというか怒涛の展開だった…

    というか、まさか最初の最初で
    読む気が失せるとは思わなかった…

  • 今までは女性キャラの魅力が目立っていたけれど、中巻は男性キャラがいい感じでした( ´ ▽ ` )出夢くんとか萌太くんとか。

  • 戯言シリーズ最終楽章<中>
    もはや、いや分かってはいたけど。もはやミステリーではないよね。いやいや、物語に漂っている雰囲気は充分ミステリーなんだけど。しょうがない、西尾維新だから。「ジャンル変更」っていうジャンルだろうから(「計画的に」なのかは分からないけど)。でもその曖昧な感じが逆に面白さを惹き立てているように感じます。
    次でいよいよラスト。行動がまったく読めない狐さんは最後に何を仕掛けてくるのか?それとも縁が切れてしまうのか。「死線の蒼」「赤き制裁」「橙なる種」「戯言使い」・・・すべての伏線がお披露目され物語は終わる・・・はず?ネコソギラジカル<下>に続く。

  • ―『いーちゃんは、変わらないねえ』―

    魔の十月ですよ、皆さん( ┰_┰)
    はあ…
    いちいちかっこよすぎるよ、お前ら
    なんであんなに潔いんだろうか…
    バックノルズとかジェイルオルタナティブとか、そんなの関係ないんだよ
    みんな唯一無二の存在なんだから。
    強くなるんだよ、いーちゃん!今度こそ…(>_<)
    出夢くんのキス
    萌太くんの笑顔
    狐さんの裏を少しでもかいてやりたかった抗い
    《隠身の濡衣》を見たからこその最善策
    どっちにしても…皆強いんだなあ。
    今度こそ《物語》との戦いを決意したいーちゃんが十三階段との戦いに向けてしいた布陣
    階段を抜き取る《攻撃》
    玖渚機関による《防御》
    零崎人識という《保険》
    《保険》を通して接触していた小唄さんから伝えられた驚愕の事実

    「零崎一賊、全滅しています」

    本来狐さんの《敵》になるはずだった人識
    そのオルタナティブとして選ばれたいーちゃん
    人識を狐さんから庇ったように思える出夢くん
    ひとまずそれらの疑問は横に置いて、
    動き出す。
    潤さんもいない今、崩子ちゃんもみいこさんも絶対に巻き込まないと決めて、
    動き出す。自身の意志で。自身の足で。
    《ドクター》園樹さんとの交渉
    《人類最終》想影真心の脱走
    《刀鍛冶》古槍頭巾の下手くそな尾行
    《人形士》右下るれろとの一幕
    そして突然終わりを告げられた「物語」の通過点に過ぎぬ一連の事件

    「俺は俺の敵から手をひくことにした」

    あまりに呆気ない終わり。
    一方的な投了。
    でもいーちゃんは、止めなくちゃ意味が無い。
    狐さんの見たがる「物語」の最後を食い止めなくちゃあ意味が無い。
    「物語」が錯綜する最中に起きた、澪標姉妹の襲撃

    「傑作だぜ」

    そして《人間失格》との再会
    それも至極当然のように。



    頭の整理も含めてざざっ!と話の大筋を。
    個人的なリアクションとして喜怒哀楽が激しい巻でした(笑)
    あおちゃんの朗報に心底喜ぶいーちゃん《喜》
    何事もとるに足らないと言う狐さんに《怒》
    出夢くん、家出兄妹の末路に《哀》
    狐さんの人望の無さといーちゃんとぜろりんの再会の挨拶に《楽》
    密度の濃い、それでいてスピード感のあるネコソギラジカル(中)でした!
    なんかいつもより感想の内容が薄いのは…既に下巻を読み始めてるからです(´Д`)
    戯言シリーズ最終楽章「ネコソギラジカル」
    最後まで見届けよう…

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著者プロフィール

西尾 維新(にしお いしん)
1981年生まれの小説家、漫画原作者。立命館大学政策科学部中退。
2002年に『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』で、第23回メフィスト賞を受賞しデビュー。
主な代表作に、『クビキリサイクル』をはじめとした戯言シリーズ、『化物語』をはじめとした物語シリーズ、『刀語』などがある。

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