ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)

著者 :
制作 : take 
  • 講談社
3.64
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本棚登録 : 4267
レビュー : 354
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061824003

感想・レビュー・書評

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  • 大団円。貴重な読書経験やった。

  • (※注意 具体的な内容には触れませんが、若干のネタバレがあるかも)

    まさかのこのハッピーエンドに肩透かしを食らった人は少なくないとは思うが、思えばヴァン・ダインの二十則には推理小説に恋愛要素を持ち込むことを禁じる項があるわけで、進むにつれて次第にミステリー色を薄くしていったこのシリーズ、主人公とヒロインが結ばれる結末は、(逆説的な意味で)論理的には妥当か。

  • 戯れ言シリーズ、最終章です。
    途中、なかだるみな感のあった戯れ言シリーズですが、総合的には結構おもしろかった!
    いろいろと印象に残る台詞もあったし、無意味に語彙が増えた気がするし、何よりやっぱり、登場人物たちのドロドロした心理描写がおもしろかった。

    それにしても、このシリーズ、全部で9冊。
    その間の登場キャラ、めちゃくちゃ多かったなぁ。
    マジカルナンバー7を大幅オーバー。
    最後まで名前しか登場しない人も多かったし(最後まで、名前さえ登場しない、代名詞やあだ名だけの人も多かった)。
    個人的には、零崎人識と匂宮出夢がお気に入りです(なので零崎シリーズも買おうと思ってます)。
    あたしは、ドロドロした心理描写は好きなくせに、どちらかといえば、そういうのから比較的遠く、何事にも簡単に答えを出してしまうようなキャラクターを好みます。
    あたしの性格と正反対なキャラ。
    あーゆー風に生きたいなぁっていう、憧れ…みたいなものです。
    ちなみに、名前しか出てこなくて、一番気になっているのは七々見奈波。
    あの人、一体なんなんだろう?

    シリーズ全てではなく、『ネコソギラジカル』だけに限って感想を言えば、

    1.想影真心、もう少し出番多くてもよくない?
    …というか、いーちゃんとどれだけ仲いいのかとか、ふつうにいーちゃんと話しているときって、どんな感じなのかとか、あんまりよくわかんないキャラだった。

    2.十三階段って、多すぎじゃない?
    覚えにくい上に、何人か出番なさすぎだよっ!

    3.あたしは西尾維新のドロドロしたダラダラした心理描写が好きなのだけど、今回、あんまり、そういう描写が多くなく、ちょっと微妙、みたいな。
    むしろ、なんかみんなイイ人みたいに終わっちゃって、ちょっと残念です。
    ハッピーエンドはキライではないけど、このシリーズはもっと、ハッピーとアンハッピーの中間くらいの、どうしようもない感じで終わるものだと、なんとなく(勝手に)思ってたから。

    4.でも、最後におまけっぽく、その後が載ってたのはおもしろかった。

    ほかにも結構おもしろかったとことか、ぅわ〜って思ったとことか、たくさんあるんだけど、ネタばれだらけになるので、以下省略で。

  • 戯言シリーズ最終巻。

    友・・・・・・・。
    数一さんの言うことはいつも正論でキツい。
    絵本さんは意外とお金持ち。
    真心はこの後どこかで登場することがあるんだろうか?

  • 久々に読んで、楽しかったっ。

  • 「戯言シリーズ」最終巻。
    必死に読んだけど、素直におもしろくて先が気になる!!という感じではない。物語が二転三転四転・・・何転するね~ん、というぐらいに転がりに転がった3冊でした。

    ラストはまさかのハッピーエンド・・・といいたかったところですが、いつも思うんですが、内容が予測できてしまうイラストを表紙及び裏表紙に入れるのはやめようよ・・・

  • 「戯言シリーズ」最終巻。
    必死に読んだけど、素直におもしろくて先が気になる!!という感じではない。物語が二転三転四転・・・何転するね〜ん、というぐらいに転がりに転がった3冊でした。

    ラストはまさかのハッピーエンド・・・といいたかったところですが、いつも思うんですが、内容が予測できてしまうイラストを表紙及び裏表紙に入れるのはやめようよ・・・

  • え?最終章はまさかの数年後の大団円。風呂敷は畳んだけれど、ラブロマンス飛ばしたな。

  • まず最初に、この作品を「ミステリーじゃない」という人は野暮。ミステリーなわけが無い。ミステリー小説として読もうとしてるならまず西尾維新なんて選びません。で、このシリーズ、何冊か手抜きというか遊びで書いてるなあという作品もちらほらありましたが、やはり最後の作品ということで気合が入ってるんでしょう、西尾節が炸裂しまくっていてスーパー中二で最高ですね。ぞくぞくする度合いはそう高くありませんが、ぐっとくる言葉遊び(笑)や中二要素はかなり多め。そしてラストは全員が全員、「縁」の中で自分がどう生きていくかをしっかりと選択し、見事な大団円を迎えています。このシリーズ、面白かったので最終巻をみて終わらせるのは少しもったいないな、と思っていたのですが、読んでよかった。とてもすっきりしました。明かされてない所が多々ありますが、明かされてもそれは作者が書いた事実として平面的な本の上に残るだけであるので十分に想像する余地を残してくれた、と考えたほうがいいですね。特に玖渚を本名がわからない「いーちゃん」が如何にして壊したのか。そんなこと、はっきり書かれても「ああそうか」で終わるものであり書かれるべきでないと思います。「いーちゃん」という存在が「玖渚友」を壊した、その事実だけで十分じゃないでしょうか。
    ともあれ、すばらしいキャラ立ちと西尾維新の考える「世界観」「人間観」「人生論」が溢れていてとても楽しい作品でした。この作品の存在に拍手。

  • もはやミステリーではない。シリーズを通して後半からそうだった気がする。
    最後まで読んだけど、結局何がなにやら・・・。
    ただただトンデモないキャラクターと戯言で振り回されてしまった。

著者プロフィール

西尾 維新(にしお いしん)
1981年生まれの小説家、漫画原作者。立命館大学政策科学部中退。
2002年に『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』で、第23回メフィスト賞を受賞しデビュー。
主な代表作に、『クビキリサイクル』をはじめとした戯言シリーズ、『化物語』をはじめとした物語シリーズ、『刀語』などがある。

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