奥様はネットワーカ

著者 :
  • 講談社
3.21
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本棚登録 : 407
感想 : 49
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061824102

感想・レビュー・書評

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  • コジマケンさんのイラストのおかげでやたらポップな感じに仕上がっている。物語の間に差し挟まれるポエムみたいなものがよくわからない。というか全体的に適当に書かれたような印象(笑)

  • 何人もの人物の視点で進み,事件が多角的に語られるので,少し話がこんがらかるのではないかと思うとそうでもなく,哲学的な考察も挟みつつ,事件は始まって終わる.森氏にいっぱい喰わされました.

  • 詩的ミステリー。イラスト可愛い。
    タイトルからスバル氏の物語か、エッセイと思っていた。
    構成、犯行動機は森さんらしくない。

  •  大学を舞台にしたミステリである。様々な人の視点から物語が進んでいく。それを読んでいて、それぞれの人物の内側の情景と実際の外側の風景が混在しながら表現されていた。それが、とても読みづらかった。また、話の内容のまさかの展開に驚いた。

  • シリーズ外小説。 うんうん、これも森ワールド。コジマケン氏のイラストとも相まって、とてもコミカルで可愛い作品(ふわふわ) ポエティカルミステリィ。その言葉が馴染む。キャラクターが順番に一人称でお話をしていく。始まりのキャライラストが面白い。悪そうだったり、不安そうだったり。そして、時々ある、ページまるごとを使っての特大イラスト。ほんとオシャレ。 久しぶりの舞台としての工学部。いろいろ絡みのあるキャラたち。猟奇的な事件。これはオススメです! 「では、もうスリープしてね、パソコン君。また明日。」

  • ポエム部分が誰視点なのか考えながら読み進めるのがとても楽しかった。分からない所も多数

  • シリーズ外の小説の面白さがマジぱえねぇ。
    なんかポップなミステリ(ノ∀`)
    殺人なのにポップってのも不思議ですが(。-∀-)
    登場人物6人の視点(多視点)で物語が進む構成って森博嗣の中では珍しいね。ネットワーク的構成。
    面白かったー

  • ひさびさ森さん

    おもしろかった
    ちょいちょいあるポエジーな部分が理解不能でした・・
    わたし詩的センスないんです

    絵がかわいかった

  • 『奥様はネットワーカ』読了。
    某国立大学工学部で暴行傷害事件が起き…。
    物語は6人の視点で事件を追っていく。
    先日のバラエティーでのドラマを先に観たんですが、ドラマでは語られなかったもう一つの“動機”に衝撃。
    途中途中に入る詩的な文がとても素敵。
    コジマケンさんのイラストも可愛い。

  • 淡々と読める不思議な構成の森ミステリ。
    これは一捻りして読まないとって思ってたんだけど、一捻りじゃ足りなかった。

    イラストが可愛いです。

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著者プロフィール

森博嗣
作家、工学博士。一九五七年、愛知県生まれ。一九九六年に『すべてがFになる』(講談社)で第一回メフィスト賞を受賞しデビュー。以後、続々と作品を発表し、人気を博している。小説に、「スカイ・クロラ」シリーズ、「ヴォイド・シェイパ」シリーズ、『イデアの影』(以上、中央公論新社)、S&Mシリーズ、Vシリーズ、Gシリーズ、Xシリーズ、M&Rシリーズ、Wシリーズ(以上、講談社)、『暗闇・キッス・それだけで』(集英社)など。小説のほかに、クリームシリーズ、日々シリーズ(以上、講談社)など多数の著書がある。

「2023年 『新装版 スカイ・イクリプス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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