- Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061824157
感想・レビュー・書評
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今回は翠にスポットがあたった回
コンサートの描写に作者のこだわりを感じました
超越した能力を持った者の苦悩が見えたり
シリーズが進むにつれ確実に人間関係が深まっているのがわかりました詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
翠の緑
初めて同じ感覚を持つ二人が出会えた心のつながりはどんなものだったのだろうと後から思うことがあった
ミステリー時代は種がわかってしまえばそういうことか・・・という感じ -
法医学を担当、かつては対人恐怖症であった赤城、聴覚が非常に鋭敏だが、閉所恐怖症の結城翠、第二化学担当で僧侶でもある山吹、第一化学担当、嗅覚は鋭いが必要最低限のことしかしゃべらない黒崎、そして、男女が一瞬にして心を奪われるほどの美貌を誇るが秩序恐怖症、文書担当の青山翔。
そして、この恐ろしく個性的な面々を束ねるキャップが百合根警部だ。
かなり前、TVドラマ化され、赤城を藤原竜也さんが、そして百合根警部を岡田将生さんが演じていたっけ。
実は、このSTシリーズとの出会いはドラマのほうが先。だから、原作を読んでも、どうしても二人の役者さんのイメージが強い。
今回の事件は、人気ソリストのバイオリンが盗まれる、それも、不可思議な状態ですり替えが行われるというもの。
殺人事件が起きるのだが、超個性的な赤城の出番が少なかったのが、不満といえば不満…。 -
ST7作目 色シリーズ4作目 盗難事件?と密室殺人
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ST翠の孤独と苦悩――
美しき捜査の旋律!
1億円バイオリン盗難と密室殺人の二重の壁
1億円の名器ストラディバリウスが盗難。
人気バイオリニストがコンサートのリハーサルの際にすり替えられたのだ。
出動したST翠の異常な聴覚に、オーケストラの指揮者・辛島は興味を示す。
捜査が難航するなか、コンサートマスターが密室殺人の被害者となる……。
翠の苦悩が胸を打つ「色」シリーズ第4弾! -
ST「色」シリーズ。ドラマが始まったので久々に読み返してみたが、全然覚えてなかった;バイオリンが盗まれて、STメンバーが関わることになるが、「音」に強い翠さんより青山と菊川が目立ってたようなw最後はちょっと寂しい。
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音のスペシャリスト、翠さん。
鍵盤を叩くおと、ペダルを踏む音まで聞き分けられる耳。どんな世界に感じるんだろう。興味深い。 -
翠さんと同じ聴覚の持主が現れた。
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おなじみのSTメンバーがオーケストラで活躍
音の持つ魅力を文字で理解できるか? -
特別な能力のある人の話おもしろい。今回は、超人的な張力の持ち主、翠の能力を用いての事件解決。ほかにもキャラクターが際立っているのでそが結構楽しい。
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