六とん2 (講談社ノベルス ソB- 6)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061824447

感想・レビュー・書評

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  • まず最初に警告だぜ。
    そういう作品だ、まじめな作品では断じてない。
    しかも大いにあるものでふざけていらっしゃるんだぜ。

    なのでダメな人は即お帰りだ。

    イラストという演出の無駄遣い。
    最初の作品はああなるほどと思うでしょう。
    だけれどもね…

    ある作品、お前だけはダメだ。
    ひっでぇイラストだな。
    何もかも全部ぶっ壊しだよ!!

    結構悲しい作品もあるのよな。
    結局ない展開にしても…
    あれは知らんほうがよかった。
    (これはイラスト見てゾッとするはず)

  • 六トン読んでだいぶたち過ぎて全然シリーズ感
    なかったが、中も特にシリーズ感なかった。
    楽に読めて、馬鹿馬鹿しいとわかってるから
    腹も立たずいい時間つぶしになった。

  • 落ちを読んだ後で、自分ならもっと下らなく出来る,とあれこれ考えるのが楽しい,という新趣向の推理小説。作者はもっと自信を持って良いんじゃないかな。

  • 賛否両論かも!自分は好き!
    短編で読みやすいしユーモアたっぷり(笑)

  • いくら精神的に弱っているからって

    蘇部健一で泣くのはないと思います!!!!


    しかしなんだかんだいってこの人の作品好きだわ…

  • バカ小説だなぁ(誉め言葉です)
    ただ、バカさ加減が六枚のとんかつより弱いので期待はずれ
    絵オチも意味のないのがあるのが残念
    ノンシリーズでいい話を書こうとしなくてもいいのにねぇ…

  •  表紙のタイトルにしばらく気付けなかった人、手ぇ挙げて! はいっ!
     帯めくったところにもタイトルがあったの、今気がつきました。
     やー、なんつーか、二作目を読んでも一作目を読み返したいと思えない作品ってのはすごいね。いや、この本は面白かったんだけど、だからと言って『六枚のとんかつ』を読み返す気にはなれない(笑)
     内容は三部構成。グループAが『六枚のとんかつ』シリーズ、Bが『動かぬ証拠』シリーズ(未読)、ラストのグループCがミステリではないオチがある短編もの。
     とりあえずAの中では最初の「最後の事件」が好きだ。いや、気付けよ! と思わず叫ぶ。
     「三色パンの秘密」はまぁ気付けるな。ただそんな三色パンは要らない。食べたくない。高柳、餡子嫌いですから。
     グループB。正直どうよと思う。ラストにイラストでオチってどうよ。いや、そもそもこの人の作品って真面目に取り合っても無駄な気がするけど。一応突っ込むところは突っ込んどかないと、ボケをスルーされることほど芸人にとって辛いことはないしね。
     「午前一時のシンデレラ」は靴のサイズが同じだからあんた犯人って、全国に同じサイズの足をもつ人間がどれだけいると。
     「行列のできるパン屋さん」意味不明。イラスト、意味あるのか。
     「読めない局面」やっぱり『ヒカルの碁』で思いついたんだね。ただ後書きで大ベストセラーの『ヒカルの碁』を読んだことがない人間がどうして本書を読んでいるのか、みたいなことを書いてあったがすみませんね、読んだことなくて。スポーツ漫画(違うけど、似たようなもんだろ、あれ)苦手なんですよ。
     グループC。高柳は結構好きです、こういう系統。オチのない恋愛小説よりオチのある馬鹿小説の方が好み。「誓いのホームラン」とかいいね。
     「地球最後の日?」は意味が分かりませんでした。どういうこと?
     何だかんだ言いつつ、代金分はしっかり楽しめたので文句はないです。

    05.11.17

  • 古藤さんがいなくなってしまったのは寂しいなあ。

  • 図書館でたまたま見かけて。最初の4つほど読んだがつまらなさすぎて読むのをやめた。六とんは面白かった記憶があるんだがな〜
    ●面白かった点
    なし。
    ●気になった点
    読むのをやめたきっかけは「午前一時のシンデレラ」。ラストになぜ犯行を認めるのかが判らない。「最後の事件」や「三色パンの秘密」みたいなアホは良いが、理由がつかないことが起きると読む気が失せる。

  • 前作はいわゆるパロディ的ミステリーでしたが本作はそんな内容がずいぶん影を潜め、普通の短編集っぽくなってしまった。
    残念と言えば残念ですが…いや残念です(笑。
    普通にホロリとさせるストーリーなど期待してなかったのに!とは酷な言い方ですが、何か普通になってしまって残念。

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著者プロフィール

1961年、東京都に生まれる。早稲田大学教育学部英語英文学科卒業。1997年、『六枚のとんかつ』にて第三回メフィスト賞を受賞、デビュー。児童向けの「青い鳥文庫」や「YA!ENTERTAINMENT」でも活躍。

「2013年 『古い腕時計 きのう逢えたら…』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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