ST 黒の調査ファイル (講談社ノベルス)

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  • 講談社
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感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061824492

感想・レビュー・書評

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  • <題>
    「赤」についての諸兄姉の感想文を読んでようやく本の題名と内容の関連が分かったのでこの巻は黒崎の活躍なのだろう,と読み進める。と,あっ! と言う間に読み終わってしまった。それほどに面白い本である。やれやれ。どうにもそれ以上は語れない。今敏先生アッパレ!

  • 黒崎かっこええなぁ~
    男が好きになるタイプの男いや漢や
    そして彼の特別な才能は膨大な努力に裏打ちされたものだとわかりさらにかっこええ度もましまし
    考えてみたらそうだよね簡単に武道の達人なんてなれないもんなそっちのほうでもとんでもない修練を積んでるに違いないもん
    黒崎は努力の人だし他のメンバーだってそうなんだよ

  • 今回の主人公はロシアでも活躍した武術の達人黒崎
    ほとんど語らない彼がきっちりと考えをもって仕事をした。
    さて舞台は新宿歌舞伎町
    中国人マフィアとの戦い
    どうなるのか楽しみ

  • ST黒崎が沈黙を破るとき――男は、語らず、動く。
    歌舞伎町の連続発火事件と中国マフィア抗争の裏

    携帯のワンクリック詐欺に遭った役者志望の男が、チャイニーズマフィアの名を騙り、悪徳業者に逆襲を謀る。
    そのマフィアのボスは、歌舞伎町の覇権を巡り別組織と暗闘を繰り広げていた。
    そして歌舞伎町での連続放火事件に出動したST――絡まる謎に“沈黙の男”黒崎が動く!
    「色シリーズ」、堂々のラスト。

  • 暴力団詐欺グループに復讐しようとする役者志望の若者たちに加勢することになったST黒崎。新宿の密室発火事件の科学捜査から中国人マフィア退治へと進み、科学エリートギャングと武闘派用心棒コンビとの対決へ。無力な若者たちの正義の戦いは実を結ぶのか?武術の達人黒崎が挑戦するシリーズ最凶の犯罪集団。(「BOOK」データベースより)

    出だしで、いやん私これダメかもーと思ったのですが、大丈夫でした。
    私、なんかこう、ドキドキ?ヒヤヒヤ?しすぎるのダメなんです。
    誤解されちゃうやつとか、そういうのも苦手です。
    STの色シリーズのラストは無口な黒崎さんがメイン。
    でもめっちゃ強い。
    こんな人がそばにいてくれたら、何が起きても安心だろうなあと思うわけで。
    鼻が利くところは私と似てるかな、まあ私は黒崎さんほどではないですけどね。

    テレビでやったSTはやっぱりいくない。
    もっと原作に忠実に作って欲しいなあ。

  • 普段は中心人物にならなかった黒崎が中心に。用心深さや読みの深さがよく出ていた。

    以下ネタバレ。
    ただ、明麗が茂太たちを罠にはめる理由がなく、警察とかち合わせるために無理矢理話を作ったように思えた。

  • 謎の妨害電波と発火現象とか
    なんとなく『探偵ガリレオ』の1話目と相通じる話かも。

    黒崎さんだけはやっぱり掴みきれない感じでした。
    ひとりくらい謎な人がいた方がいいのかな(笑)。

  • ST色の調査ファイルシリーズでは
    本作が一番読みごたえがあった。
    黒崎が喋らないぶん、
    周りが喋るので、良い具合に分散化してた。

    それに、マフィア等を出して、規模を大きくしたほうが
    今野敏は面白いのかも。

  • STシリーズ。第一化学担当の黒崎が主人公の作品であり、色シリーズの最後らしい。色シリーズ?確かに赤・青・黄・緑と合ったけれども、色シリーズと特定されていたとは・・・知らなかった。詐欺グループと、中国マフィアと若者たちの正義の戦い。STメンバーの特異なキャラが炸裂の事件解決は巧妙にして、軽妙である。

  • 図書館でたまたま見つけたので借りてみた。
    今、どうやら再注目らしいので。
    やべぇ、マジ面白いよ。今まで読んでなかったのが悔やまれるよ。
    これからもそもそと今野敏を読んでしまいそうな気配です。
    ちょっと登場人物が多すぎて関係性と性格がイマイチ把握しきれてませんが。
    他の話を読めばすっきりするんだろう…と思う。
    なんとなく「探偵ガリレオ」の香り。科学捜査班だもんな。
    あと中国人マフィアは漢字が読めません(笑)

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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