好き好き大好き超愛してる。 (講談社ノベルス)

著者 : 舞城王太郎

• 講談社 (2006年8月8日発売)

感想・レビュー・書評

[弓矢さんの感想 · 2007年1月30日]

　すごいんですね、舞城さんって。アクの強い方だと聞いていたんですけども結構平気でした。唯「ドリルホール・イン・マイ・ブレイン」はグロくて気持ち悪くなってしまいました。表題作はやっぱり好きです。

[ktさんの感想 · 2007年1月17日]

ズルすぎる一冊。冒頭1ページで泣ける。この人に本気出させてはいけません。

[balsamさんの感想 · 2007年1月4日]

感想が書きにくいｗ　思想的ヒキコモリに対しては結構堪える本でした。一応世界の中心〜とかで本気になってる奴は死ねっぽい感じがして気分良かったけど、その矛先が「そうやってイメージ凡庸を批判してるけどお前らも同類だからね」っぽい感じでこっちにも向いてる感じ。そういう意味では面白いけど最初に書いたように自分の心情的に厳しいのと相変わらず考えないと面白くないのと読みにくいのとで星2つ

[81さんの感想 · 2006年12月31日]

タイトルと書き出しがいいなァ、と思って買ったのですが、いざ読んでみると、私にはちょっと難解…でした。んー。時間が経ってからもう一度読んでみます。

[羊さんの感想 · 2006年12月17日]

愛は祈りらしいです。僕も祈ります。

[maki_laxさんの感想 · 2006年12月7日]

好き好き大好き超愛してる。

[らんまるさんの感想 · 2006年11月5日]

僕は、あいにく世界の中心に行くお金は持ち合わせいない

[pepecoさんの感想 · 2006年11月3日]

作者の世界が思いっきり出てると思います。ぶっとんでます。

[キオさんの感想 · 2006年10月13日]

書き出ししか読んでないけど、出会った中でもっとも秀逸な書き出し。
愛は祈りだ。

[とうやまさんの感想 · 2006年10月7日]

このお話大好きです、ほんと。「愛は祈りだ。僕は祈る。」ここでまず引き込まれます。
舞城さんの独特な世界観が、とっても不思議で面白い。愛と死についての本というべきでしょうか。純だけれど酷であるところに惹かれます。わたしの頭がついていけてないだけかもしれませんが、最後まで読んでも納得するのに時間がかかったり、いくつかの可能性があって、「え、ここでおしまい？」と思ってしまいます。どのお話も続きを読みたくなる、こんな小説に出会ったのは初めてです。
本当、とても素晴らしい。この世界観は癖になります。
全部好きだけど、「佐々木妙子」「ニオモ」「柿緒?」がとっても好き。佐々木妙子は本当にあるんじゃないかって思えてくるし、ニオモはとっても不思議で切ない、柿緒?は純愛ですね、美しい。
本当に、好きです。

ただ、「ドリルホール・イン・マイ・ブレイン」はエグくて相当苦手でした…。

著者プロフィール

1973年福井県生まれ。2001年『煙か土か食い物』でメフィスト賞を受賞しデビュー。2003年『阿修羅ガール』で第16回三島由紀夫賞を受賞。『熊の場所』『九十九十九』『好き好き大好き超愛してる。』『ディスコ探偵水曜日』『短篇五芒星』『キミトピア』『淵の王』など著書多数。2012年『ジョジョの奇妙な冒険』（荒木飛呂彦著）の25周年に際して『JORGE JOESTAR』を刊行。近年は小説に留まらず、『バイオーグ・トリニティ』（漫画・大暮維人）の原作、トム・ジョーンズ『コールド・スナップ』の翻訳、短編映画『BREAK』や短編アニメ『龍の歯医者』『ハンマーヘッド』の原案、脚本、監督などを手掛けている。

「2015年 『深夜百太郎 入口』 で使われていた紹介文から引用しています。」