- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061825031
感想・レビュー・書評
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何年かぶりに再読。結末を記憶違いしてたらしく、割と新鮮に物語を楽しむことができた。人間の記憶はあてにならないなあ(笑) さてこの人の小説はほぼすべて読んでいますが、この作品が一番好きですね。初めて読んだのもこの作品でした。お気に入りキャラはベビーフェイスとふゆんです。なんでこの二人なんだろう?どっちも人間味あふれる性格だからかな?
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デスゲーム系。
二つある箱のうち一つを開けると次の階のドアが開くが箱によっては死を迎える……的な、箱を開けながら脱出を目指す話。
さらっと読めて手軽でよかった。
登場人物の性格とかはすべからく別に好きでもなんでもないし感情移入とかも出来ないんだけれどもデスゲームと箱の仕掛けを楽しむ話なのでまあそこらへんは別にいいかなと。
深読みしたい方はなんかちゃんとパズルになっていて箱の中身を予測とかできたりするっぽいのでそういう仕掛けすごい。でもわたしはそこまで考えが及ばないので普通にわーなんかよくわからんけどデスゲームだなーって感じでさらっといってしまった。
あと最後の仕掛けというか犯人についてのあれはちょっとびっくりした。あーなるほどなーって思う。 -
突如として密室となった施設の中
脱出を目的に、ただ突き進む。
はずれと当たりと、どうでもいいのが含まれる箱を
開けてドアをくぐって、最終的には外へ出る。
簡単に言うとこれだけだが、箱によっては…。
どうなるのか、何がはいっているのか。
わくわくしながら最後まで読み終えましたが
そうなると気になる点が多数。
当然『見学者』がどうやって…というのもありますし
時計がどうやって操作されたのか。
最初を作るには、どうしたのか、等々。
しかも最後のページのあれは…?
多分見学者のためのヒントなのでしょうが
さっぱり分かりません☆
とはいえ、わくわくはしましたし
先がどうなるのか気になりましたが
そこまではらはらする楽しみは…。
爆発物、というのが存在していたからでしょうか? -
箱を開ける度にぽいぽい人が死んでいく話。
最初からいる人物も途中で登場する人物もあんまりにも早いスピードで死んでいくから感情移入出来なくて、なんだか消化不良。あと個人的にはなっちとふゆんが見ててイライラする(笑)
仕掛けやらとラストはまあ良い方じゃないですかねー。
取りあえず般若は漏らしてますよね、あれ。 -
メフィスト賞受賞作家さんです。
謎解きは楽しい。思わず般若の場所やパターンを考えて、ゲーム的にのめり込めます。
文章は普通(かな?)
構成や登場人物は、ちょ……待ってそれありですか。
いや、何でもありにしちゃ駄目じゃない?
この方の本はいつもぶっ飛んでいます。
妙に印象に残る一冊です、謎解きメインでお話は読ませるために付け加えたという感じかなー 辛口になってごめんなさい。 -
ホースを使って開ける方法はなかったのかな。あとカメラ無効の意味がわからん
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あんまり登場人物に感情移入ができなくて、のめりこみづらかったかも。設定は結構好き。最後のオチに理解できた時はなるほどーと思ったけど。
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うーん。こういうのは好きな方だけど、期待外れな感じでした。
誰が生き残るかとか予想通りになるし、もう少し以外性が欲しかった。
ただ、トリックとかはおもしろいと思うし、多分この作者の書き方が私に合わないんだろうと思う。 -
昔にデビュー作の「極限推理コロシアム」を読んだ記憶が
...あるような...ないようなw。
シチューエーションものでパズル要素盛りだくさんです。
そりゃもうゲーム感覚でバンバン人が亡くなっていきます。
颯爽と訳ありっぽく登場して...たった数ページでもう
お亡くなりになる方もw。結構斬新。
余りにもあっけなさ過ぎて読みながら、まだ後半に
絶対登場すんだろ? 出てくるんだろ? なんて疑心暗鬼で
読み続ける事に...。いや、まぁ...いいんですが。
ゲームの法則やルール自体が作者の作ったルールなので
馴れるまでには違和感を感じますが、こういった作品は
その土俵に上がって行かないと楽しめないので、色んな
部分に目を瞑って読んで行くとそこそこその
パズルゲームは楽しめます。
ただ突っ込みどころは多く、隔離され社会と閉鎖された
施設内で育った主人公達が何故そんなもの持ってるの?
とか...若干の???は残りますが...w。 -
例により「この犯人はいったい何がしたいんだ」(笑)。たぶん、それをいっちゃあおしまいなんだろうなあ。
サスペンス的な展開でさくさく読めます。箱の謎なんかもそこそこ面白かった。でも施設の存在意義とか理由とかが分からなくて、そのへんが不満といえば不満。
ただし。ラストのあれにはやられた~。思わず各章冒頭を読み返しました。うわ、そういうことだったのかよ! この驚愕だけで読む価値ありかな。
著者プロフィール
矢野龍王の作品





