密室殺人ゲーム王手飛車取り (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 744
感想 : 155
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061825130

作品紹介・あらすじ

"頭狂人""044APD""aXe""ザンギャ君""伴道全教授"。奇妙なニックネームをもつ5人がインターネット上で殺人推理ゲームの出題をしあっている。密室、アリバイ崩し、ダイイングメッセージ、犯人当てなどなど。ただし、ここで語られる殺人はすべて、現実に発生していた。出題者の手で実行ずみなのである…。茫然自失のラストまでページをめくる手がとまらない、歌野本格の粋。

感想・レビュー・書評

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  • key word・叙述?トリック 推理ゲーム チャット 

    普通じゃないミステリー、このタイプを叙述と言って良いものか…。トリックのパレードでこの中の一つで十分一本の小説が書けるのに、すごいなぁ。後半のリアルに迫ってくるところが面白かった。

  • 最後はどうなったのか…………
    続きも読まないと納得いかない。続きを読んだところで納得するのかも不明だけど。

  • 酷い話なのにグイグイ引き込まれあっと言う間に読んでしまった。たくさんの人を殺す時に使う頭とたった1人を救うために使うアタマは同じ。

  • 久しぶりに本に深く没入して読めた作品。今まで色々な推理小説を読んできたが、これはリアルタイムで起きているような気分にさせてスリルがあった。

  • 一行目:頭狂人は自宅の部屋にいる。

  • まさに表題通り。ゲーム感覚。上手くミスリードされてしまった。

  • こんな理由で殺されたら嫌だな〜
    一話目が無理くりで、うん?だった。

  • ※2007/7/30のblogより転載

    「探偵ごっこを極めるって、どう?」
     <頭狂人><ザンギャ君><伴道全教授><axe><044APD>の5人は、ネット上で、推理ゲーム繰り広げている。
     一人の出題者の出す問題に対して、残りの4人が解答する。
     但し、問題は、現実に起こったことでなくてはならない。つまり、出題者は、実際に殺人を犯し、解答者は、そのトリックや、次の標的を当てなくてはならないのだ。

     この作品に、純然たるフーダニットは存在しない。出題者が、必ず犯人だからである。
     推理ミステリーは、やはり、誰が、何故、いつ、どこで、どうやって罪を犯したのか、この5つのファクターが揃わないと、面白くない。
     一つ一つの謎解きは、中々に面白いと思う所も多いし、長編としての最後の逆転は非常に楽しめたが、結局犯人が分かっていると、その魅力も半減してしまうのではないだろうか!?
     確かに最後の逆転には、少なからずWAO!と声をあげたけれど(でも冒頭からなんとなくそのような雰囲気は感じていたのですが)。

     でも一番残念なのは、最後の最後が、突拍子もない方向に進んでしまったこと。
     ネタバレになるので、詳しくは書きませんが、はっきりいっていらないでしょ、って感じです。かえって、後味が悪くなってしまいました。
     出来れば、P311で終わって欲しかったなぁ。どうしてもエピローグが必要ならば、P323まででいいと思います。

  • 会話のみで物語が進む場面が多かったため、漫画を読んでいるみたいで新鮮でした。

  • ネットで知り合った5人が余興殺人ゲームをしている。自分で企画・実行済みの殺人をミステリー謎解き問題として、残りの4人に解決させるのだ。そこにあるのは『殺したい犯人がいるから殺したのではなく、使ってみたいトリックがあるから殺してみた』
    初めから犯人=出題者であるこのゲーム。犯人当てや動機解明のまどろっこしさを排除した真の謎解きを5人は遊びとして楽しんでいる。

    という、かなりふざけた不謹慎な設定だが、そこは歌野晶午。このゲームを逆手に取った仕掛けがあり、流石。
    こういう唸る仕掛けがある本好きですね。とはいえ、途中ダレる部分や蛇足と思われるエピローグもあるので、惜しいなあとは思う。

    歌野晶午の葉桜〜のほうは映像化不可能ですが、この本は映像化にぴったりですね。やってほしいなあ。

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著者プロフィール

1988年『長い家の殺人』でデビュー。2004年『葉桜の季節に君を想うということ』で第57回推理作家協会賞、第4回本格ミステリ大賞をダブル受賞。2010年『密室殺人ゲーム2.0』で第10回本格ミステリ大賞をふたたび受賞。

「2022年 『首切り島の一夜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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