イナイ×イナイ (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1481
感想 : 189
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061825314

作品紹介・あらすじ

「私の兄を捜していただきたいのです」美術品鑑定を生業とする椙田事務所を訪れた黒衣の美人・佐竹千鶴はこう切り出した。都心の一等地に佇立する広大な佐竹屋敷、美しき双子、数十年来、地下牢に閉じ込められているという行方不明の兄・鎮夫。そして自ら"探偵"を名乗る男が登場する。旧家で渦巻く凄惨な事件の香り…。新章開幕、Xシリーズ第1弾。

感想・レビュー・書評

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  • Xシリーズの1作目。 「私の兄を探して頂きたいのです」
    美術品鑑定を生業とする椙田事務所を訪れた黒衣の美人・佐竹千鶴はこう切り出した。
    都心の一等地にある広大な佐竹屋敷、美しい双子、数十年来、地下牢に閉じ込められているという行方不明の兄。
    そして自ら《探偵》を名乗る男が現れる。

    Gシリーズと時系列が一部かぶるらしいこのシリーズ。
    最近、森先生しか読んでないのでそろそろ別の作家さんを挟みたい。

  • 「私の兄を捜していただきたいのです」美術品鑑定を生業とする椙田事務所を訪れた黒衣の美人・佐竹千鶴はこう切り出した。都心の一等地に佇立する広大な佐竹屋敷、美しき双子、数十年来、地下牢に閉じ込められているという行方不明の兄・鎮夫。そして自ら“探偵”を名乗る男が登場する。旧家で渦巻く凄惨な事件の香り…。新章開幕、Xシリーズ第1弾。
    「BOOKデータベース」より

    地下室ミステリ.

  • 新シリーズ。内容自体は他に比べたら物たりなさは否めないが、最後の最後でその他の作品のメジャーな登場人物と遭遇するところで、繋がりが分かったのは良かった。でも、こうやって裏の繋がりを期待して片っ端から読んでしまうのは、なんか森さんの罠に嵌ってる気もするが。

  • Xシリーズ開幕!小川と真鍋のコンビがいい味を出している。森作品は探偵と助手のコンビのキャラクターがどれも魅力的です面白い。

  • 新シリーズ。

    登場人物のやり取りが、今までのシリーズと似ているような感じがして、懐かしく思いました。

    で、何となく終わったのですが、(衝撃なこともたくさんあります)お兄さんの行方は?(私の考えがあっているのかはわかりませんが……)

  • 再々読、ですが。
    このシリーズも好きだったなぁ。

  • 「私の兄を捜していただきたいのです」美術品鑑定を生業とする椙田事務所を訪れた黒衣の美人・佐竹千鶴はこう切り出した。都心の一等地に佇立する広大な佐竹屋敷、美しき双子、数十年来、地下牢に閉じ込められているという行方不明の兄・鎮夫。そして自ら"探偵"を名乗る男が登場する。旧家で渦巻く凄惨な事件の香り…。新章開幕、Xシリーズ第1弾。

    家系を覚えるのが苦手なのでなかなか頭に入ってこなかった。千鶴がああで絹子がとかまあうっすら分かったし、元々明確に書かれてたわけでもないわだけど。
    まだ、小川と真鍋に慣れてないからかな?もう少し巻を重ねれば読み進めやすくなるかしら。

  • 複雑な家系で起きた事件といった印象。事件は動機などがよくわからずスッキリとは解決しないが殺人とはこんな物かも知れない。最後にはあのキャラクターも登場!

  • 既読
    文庫版

  • ものすごく久しぶりの森ミステリ。だいぶ忘れてしまったけれど、このシリーズも他のシリーズと繋がってるようですね。また、ぼちぼち読んでみようと思います。

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著者プロフィール

森博嗣
作家、工学博士。一九五七年、愛知県生まれ。一九九六年に『すべてがFになる』(講談社)で第一回メフィスト賞を受賞しデビュー。以後、続々と作品を発表し、人気を博している。小説に、「スカイ・クロラ」シリーズ、「ヴォイド・シェイパ」シリーズ、『イデアの影』(以上、中央公論新社)、S&Mシリーズ、Vシリーズ、Gシリーズ、Xシリーズ、M&Rシリーズ、Wシリーズ(以上、講談社)、『暗闇・キッス・それだけで』(集英社)など。小説のほかに、クリームシリーズ、日々シリーズ(以上、講談社)など多数の著書がある。

「2023年 『新装版 スカイ・イクリプス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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